新着情報

【報告】講話会「きらきら星ネット(福島原発避難者支援)活動と教皇謁見」

2019年10月24日

 この16歳少年の声に、耳を傾けてください

 
2019年10月23日(水)、川上靖恵氏(きらきら星ネット(福島原発避難者支援)スタッフ)をお招きし、「きらきら星ネット(福島原発避難者支援)活動と教皇謁見」講話会を開催しました。

きらきら星ネットは、2011年福島原発事故による広域避難世帯とつながり、福島から東京に転校せざるを得なかった子どもたちへの学習支援からスタートしました。当時、活動メンバーが直面した大きな問題は「福島からの避難者」であるがゆえの壮絶ないじめでした。いじめられるかもしれないという恐怖から福島からの避難者という本当の自分を隠しながらの生活で絶望の淵にいた少年は、ローマでフランシスコ教皇との謁見し、「自分のすべての悲しみや苦しみを理解してくださる方」との出会いによって癒されていきました。原発被害者への支援は、避難住宅支援打ち切りにより、今もなお苦しみとニーズは形を変え続いています。
福島原発事故発生当時から避難者とつながって今も活動を継続している川上氏が語る、避難者の「悲しみ」「苦しみ」はとても深く大きく、当日集まった学生教職員は「決して忘れない」と、原発事故およびその被害者の方々のことを改めて心に刻みました。

 

※きらきら星ネット(福島原発事故避難生活者支援グループ)の活動と教皇謁見パネル展示を開催しています。
【期間】2019年10月24日(木)~2019年11月29日(金)
【場所】本館1階ロビー、2号館1階カトリック教育センター前スペース

【共催】カトリック教育センター、国際交流オフィス

【問い合わせ先】国際交流オフィス  Email:kokusai@shirayuri.ac.jp
    Page Top