新着情報

【報告】子育て支援ルーム りすぶらん・あんふぁん(前期)

2020年1月7日

今年度前期は、8つのプログラムを行いました。多くの方々にご応募、ご参加いただきありがとうございました。

ママ・パパのリラクゼーション法いっしょにみつけてみませんか?

日時:5月8日(水)10:30~12:00
会場:3号館1階プレイルーム
担当:発達心理学科学生と准教授眞榮城和美

今年度から平日の午前中に実施する「子育て支援ルームりすぶらん・あんふぁん」を開設しました。
初回は「ママ・パパのリラクゼーション法 いっしょにみつけてみませんか?」というテーマで実施しました。
多くの親子さんにご参加いただき、お子さんの手形を取っていただく体験や香り袋作り体験、保護者のみなさんご自身が好きなものや好きなこと、やりたいなと思いながら今はちょっと手を出せていないことなどについて振り返ってもらう時間を持ちました。
ご参加いただいた皆様からは「家の近くに、子育て支援の施設が増えて嬉しいです」「また遊びにきます」との声を頂戴しました。
保護者の皆様や乳幼児さんたちと直接触れ合う機会の少ない学生たちにとっても重要な学びの場となっております。

 
絵本コーナー                   手形スタンプコーナー


それぞれにリラックスできる場所を見つけて体験中

紙コップで遊び、子どもの「作る活動」の芽生えを発見!!

日時:5月20日(月)10:30~12:00
会場:3号館1階プレイルーム
担当:初等教育学科学生と准教授椎橋げんき

およそ1万個の紙コップを使用し、子どもたちが遊ぶ環境を設定。
積む、並べる、音を楽しむ、などの活動が見受けられた。
活動としてはつくる発達の芽生えである「確かめる行為」が軸となる旨を保護者に伝えた。
終盤からは紙コップと組み合わせて遊べるように「おはながみ」を出した。
素材を介して人と関わるという姿も見受けられ、乳児期においても「もの」と「こと」で活動が深まっていく様子が見受けられた。

 


身近な物で楽器を作ろう!みんなで歌を歌いましょう♪

日時:6月12日(水)10:30~12:00
会場:3号館1階プレイルーム
担当:発達心理学科学生と助教春日文

童謡を流しながら穏やかな雰囲気の中で、最初に楽器の作り方の説明をしました。楽器は,マラカスとタンバリンを作りました。
まず、マラカスを作成しました。ビーズを入れた容器をタオルで巻き、ゴムで留めるという簡単な作業ですが、できあがると子どもたちは可愛らしい音色を出して自由に楽しんでいました。
次はタンバリンです。ストローを入れた紙皿をテープで留め、紙皿に顔を描くなどして作成しました。難しいところは学生が丁寧に関わりながら集中して取り組んでいました。
できあがると、親子で嬉しそうに大きな音を鳴らして楽しむ様子がみられました。
さらに、作成した楽器を鳴らしながら、みんなで童謡を歌いました。楽器を変えたり、好きな楽器で自由に音を出したりしながら楽しみました。
親子で笑いあう様子や自然に触れ合う姿がみられ、温かいひとときとなりました。

  


親子で運動遊びを楽しもう!

日時:6月14日(金)10:30~12:00
会場:3号館1階プレイルーム
担当:初等教育学科学生と准教授石沢順子

活動内容と参加者の様子:
まずは会場の雰囲気に慣れていただけるように、ボールプールやトンネル、ウレタンマットの階段、牛乳パックブロック、積み木、絵本などを用意し、親子で自由に遊ぶコーナーを作りました。
全体活動では、うさぎやくまなどの動物になりきったり、わらべうた「うまはとしとし」に合わせて親子でコミュニケーションをとったりしながら遊びました。
最後に、シフォン素材の布を使った遊びを行い、使った布はご自宅でも使っていただけるようにお土産としてプレゼントしました。
見慣れないボールプールやトンネルに興味を持つお子さんが多く、積極的に体を動かして遊ぶ様子が見られました。
わらべうたや布遊びなど親子一緒に取り組める活動も取り入れたことで、お子さんの年齢に関わらず、楽しみながら参加していただけたようでした。
学生の様子:
保育所実習での体験を活かして、低年齢の子どもたちが楽しめる運動遊びはどのような内容が良いか、安全面にも気をつけながら、アイディアを出し合って検討しました。

保護者の方も一緒の活動で最初は緊張した様子がみられましたが、子どもたちの可愛い姿に自然と笑顔になり、学生たちも楽しみながらプログラムを進行することができていました。
子どもの様子に合わせた臨機応変な対応を学ぶ機会にもなったようです。親子での関わりを間近で見られたことや活動内容を自分たちで考えて実践したことで、今後の実習に向けて自信がついたという感想も挙げられていました。

 
ボールプール                 お母さんといっしょに


牛乳パックブロックも人気!

 

きらきらトンネルの中は⇒             こんな感じです

 
うさぎさんになってみよう!          おうまさんに乗ってみよう!

布を使って遊んでみよう!


みんなで集合写真 元気いっぱい体を動かせました!

ようこそ!!どうぶつの森へ!~森にはどんなどうぶつがいるあなぁ?~

日時:6月27日(木)10:30~12:00
会場:3号館1階プレイルーム
担当:初等教育学科学生と教授目良秋子

初等教育学科の3年「初等教育演習A」(担当:目良)では、子育て支援施設やその運営について学んできました。学生の居住地域や調布市にある子育て支援施設のフィールドワークや、未就園児のためのおもちゃ作りなどを行ってきました。
そして、白百合子育てルーム「りすぶらん・あんふぁん」の企画・実践を通して、子育て支援の方法や課題について体験的に学ぶことができました。ここでは、「りすぶらん・あんふぁん」に向けての準備と当日の様子について報告します。

【準備】
<未就園児のためのおもちゃ研究・作成、保育教材準備>
〇色水ペットボトル作り
乳児の手で持つことができる小さい色水ペットボトルや振ると音が鳴るペットボトル、大人が手に持って楽しめる色が変わるペットボトルなどを作成しました。美術の椎橋先生には用途に合った絵の具や、楽しみ方についてミニ・レクチャーをしていただきました。

 


〇お面作り
今回のテーマは“どうぶつの森”のため、どうぶつになりきるためのお面作りをしました。
初めてお面作りをする学生もいましたが、子どもの髪がひっかからないようになどと、必要な配慮を学びながら作成しました。


〇手遊び、絵本の読み歌い聞かせ

手指の動きや歌詞の確認、伴奏の練習をしました。
  


〇児童館の子育てひろば見学
「りすぶらん・あんふぁん」を行う前に、調布市緑ヶ丘児童館の子育てひろばを見学してきました。ひろば担当の方からひろばで過ごす親子の様子や運営上の工夫や配慮点を 教えていただきました。

調布市緑ヶ丘児童館

<前日の会場設営>子どもたちの安全面にも気をつけて、楽しめる環境作りをしました。
 

【当日】
 
直前打合せ:最終確認します。  受付:いよいよ開始です!

<活動内容と参加者の様子>
〇色水ペットボトル

お母さんと一緒に、より大きい色水ペットボトル並べにチャレンジ!

〇子どもの興味に気づき、思いを共有するお母さん
 ⇒  

〇どうぶつパペット

学生がどうぶつパペットで話しかけてみたことろ、興味を持ってくれました!

〇どうぶつの森のトンネル
 
「トンネルの向こうで森のどうぶつが待っててくれてるよ」という学生の声かけで、トンネルをくぐる女の子。

〇手遊びと絵本の読み歌い聞かせ
 
         手遊び:「まぁるいたまご」
<学生の感想>

今回の子育て支援ルーム「りすぶらん・あんふぁん」は、3年生の「初等教育演習A」の授業のなかで、子育て支援のひとつの形である“ひろば活動”を体験的に学びました。
始めは“子育て支援活動”という言葉もピンと来ないところもあったようですが、事前に児童館のひろばを見学に行ったり、これまで学んできた知識を生かして準備を進めるなかで、試行錯誤ではありましたが学生なりのひろば活動を実施することができました。保護者が子どもと一緒にいる様子を身近で見る機会があまりない学生たちにとっては、どのように親子にかかわったらよいのか戸惑ったようですが、「保護者に声をかけることで子どもと遊ぶきっかけとなった」など、子ども理解のひとつとしての保護者の存在に気がつく機会となった学生もいたようです。そして、子どもたちが楽しんで過ごしてくれたことが、学生たちのこれから保育や子育て支援を学ぶことに向けての何よりの力となったようです。
 

親子でふれあい遊びを楽しもう!

日時:7月3日(水)10:30~12:00
会場:3号館1階プレイルーム
担当:初等教育学科学生と准教授川口潤子

はじめに、積み木、ぬいぐるみ、ボールプール、絵本などが置かれたプレイルームで、自由に過ごしていただいた後、学生たちの進行で、みんな一緒に、わらべうたや手遊びなどを楽しみました。
後半は、中庭に移動し、シャボン玉で遊びました。0歳の赤ちゃんは、お母さんが吹くシャボン玉を目で追い、また、もう少し大きな子どもたちは、シャボン玉を追いかけるなど、年齢ごとにいろいろな楽しみ方ができました。
 
こんにちは!                 ♪おおきなたいこ、ど~んど~ん


こっちにつけて~

親子で電車ごっこ☆自分の電車、作って乗って線路を走ろう!

日時:7月17日(水)
会場:3号館1階プレイルーム
担当:発達心理学科学生と助教千﨑美恵

参加親子が自由遊びで雰囲気に慣れた後、親子と学生全員で輪になり,進行役の学生が中心になって、子どもの名前呼び、親子での手遊び・触れ合い遊びをしました。
子どもたちは嬉しそうな声をあげてママとのスキンシップを楽しんでいました。
次に,ダンボールに親子でお絵かきをして自分だけの電車をつくりました。そのあといよいよ床に広がる線路を走ります。
トンネルくぐって、坂道をよいしょ
💦と登り、踏切でストップ、一周回って駅に着くとシールをもらって電車に貼りました。
親御さんは子どもたちが線路を回るのを時には手助けをしながら応援していました。
お友達の電車を抜かしたり、時には逆走したり、各所にいる学生のお姉さんたちに笑顔をふりまきながら子どもたちは電車の旅を思いきり楽しみました。
最後に大きな紐の電車にみんなで一列になって乗り込んで、何周か回っておしまいになりました。
参加された親子も学生も、みんなの気持ちがひとつになったような笑顔いっぱいのひとときになりました。
 


絵本の読み聞かせ、まだ早い?!~五感で楽しむ絵本の世界~

日時:7月23日(火)10:30~12:00
会場:3号館1階プレイルーム
担当:初等教育学科学生と准教授土橋久美子

絵本の魅力や乳幼児の絵本の読み聞かせについて、保護者の方々にお話をしました。そのほか、学生との遊びの時間やわらべ歌遊びのプログラムも入れ、保護者も子どもも一緒に楽しむことができるように行いました。
トンネルで遊んだり、ボールプールに入ったりと、思いおもいの遊びを楽しむ姿が見られました。
わらべ歌は2曲行い、歌に合わせてパネルシアターを学生が作成し、視覚的にも楽しむことができるようにしました。
途中、学生の読み聞かせTIMEを設け、保護者と子どもと一緒に読み聞かせを楽しむことができました。子ども達は、歌や音、リズムに合わせて、体を動かし、のびのびと遊んでいました。
室内には、様々な赤ちゃん絵本を展示し、気軽に手にとって見ることができるようにしたところ、気になった絵本を直接手にとって見入っている保護者、子どもの姿がありました。
終了後は、絵本や読み聞かせについてご質問などもあり、絵本の読み聞かせについての関心の高さを感じることができました。
 



    Page Top