【報告】第一回佐々木みよ子賞授賞式
2020年2月7日
2020年1月27日(月)、クララホールにて、佐々木みよ子賞授賞式が行われました。
佐々木みよ子賞は、本学名誉教授でいらした佐々木みよ子先生のご遺志に基づき、白百合女子大学大学院博士課程言語・文学専攻の分野の発展、ならびに若手研究者の研究成果の顕彰を目的として創設されたものです。
第一回目となる今年度は、多数の応募論文の中から厳正な審査の結果、鄭艶飛さんの「漢語「スイキョ(推挙・吹嘘・吹挙)」の漢字表記と意味用法—文書用語の史的展開—」が受賞となりました。
この論文は、日本語史研究の重要課題の一つである漢語の受容と変容について着実な成果を提供し、更に今後踏み込んだ議論へと展開することも期待できるという点で高く評価されました。
佐々木みよ子賞は今後も、優れた論文に贈られます。本賞が、若手の研究者達の大きな励みになることを願ってやみません。