課外活動の制限レベル変更のお知らせ

学生の皆さんへ

学生支援部部長

8／7付け大学ホームページ掲出の「課外活動の例外的再開に向けて」において、課外活動については、依然としてWEB活動が原則ではあるものの、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を講じるなど一定の条件下で、例外的に活動の実施を認めるという大学の方針をお伝えしました。

課外活動再開に向けて歩みを進めるに当たり、大学は、①感染状況・②授業実施状態・③入構管理全体の動向などを総合的に勘案し、課外活動の制限レベルを都度調整することを事前に決めておりました。

大学においては、学生の皆さん、教職員、そしてその家族の皆さんの健康を守り、感染拡大防止に務める社会的責任を果たす立場から、後期の授業形態をどのようにするか、感染状況や社会的動向を視野に入れながら、慎重な検討を重ねて参りましたが、この度、必要最低限の科目を対面授業で行う以外、未だほとんどの授業を遠隔形式で展開せねばならないことを決定しました。また、入構管理全体も、今後大きく感染状況が好転しない限り、現行のルールを基本的に維持せねばならないとの判断を下しました。すなわち①当初期待されていた夏場の感染症の沈静化は見られず、②実質的にはいまだ遠隔と対面を並行して行うとは言えない状態で後期の授業を行い、③入構管理全体も、制限緩和を行える部分はまだまだ少ないことが改めて確認されました。

当初の計画では、①②③の条件がいずれも一定程度好転することを目論み、例外的再開に向けて、【第一段階の行動】そして状況がよければ【第二段階の行動】に進んでもらう予定でしたが、①②③の判断基準のいずれについても、期待された好転材料がないことから、課外活動の例外的再開に向けてのステップ自体、このタイミングで一旦止め、対面授業再開もままならない状況下、課外活動も、以前の「原則WEB活動のみ」の段階に後退させざるをえなくなりました。

万全の感染拡大防止計画を練り上げていたクラブの学生の皆様には、今回の制限レベル引上げに伴い、折角の努力が実を結ばぬことになり、大変残念で申し訳なく思います。

大学生活の中で、課外活動は、授業と同様に非常に大切な活動です。新型コロナウイルスの感染拡大が収束の傾向を見せ、社会情勢が許すようになり、学内に於いては対面授業も数多く再開でき、入構条件もいっそう緩和していこうとする一連の動きの中で、より通常に近い課外活動を実現させていきたいと思います。皆さまには今しばらくご辛抱頂き、ご理解ご協力のほどお願い致します。

【担当】学生支援部　学生生活課