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【報告】学生が「新型コロナ・ベトナム人技能実習生ホットライン」に参加(国際交流オフィス)

2022年1月21日

国内における難民や移住者の問題を学んだ学生が、「新型コロナ・ベトナム人技能実習生ホットライン」に参加

本学英語英文学科で開講されている「国際交流論」「国際関係論」
の授業では、“難民問題”を取り上げ、今日の社会的課題の解決に向けた学びを深めています。また、国際交流オフィスでは、学生が授業で学んだ世界規模課題の知識や興味を、実際の活動に繋げていく上でのサポートを行っています。

授業において “難民問題”は、決して遠い国の話ではなく、
私たちのごく身近にある問題として取り上げられます。このたび、学生がその学びを踏まえ、「自身の立場で、何か難民や移住者の問題に関われることはないか」との想いから、1月15日(土)聖イグナチオ教会内にある岐部ホール(東京・四ツ谷)で行われた「第13回新型コロナ・ベトナム人技能実習生ホットライン」(※)に参加しました。

「新型コロナ・ベトナム人技能実習生ホットライン」は、当初、
カトリックの司祭や修道者に寄せられた、新型コロナ感染拡大の影響を受ける在日ベトナム人からの生活困窮の訴えを受けて、食料支援を行うものとしてスタートしました。困窮を訴えるベトナム人のおよそ半数が技能実習生であることから、現在では、実習先企業の業績悪化や倒産による賃金不払いや解雇、寮からの追い出しなど、直面する労働や住まいの問題の相談・連携のための緊急ホットラインとして機能しており、技能実習生だけでなく留学生からの相談にも対応しています。

当日は、東京以外に、札幌、岐阜、福山、
北九州に開設された会場をオンラインで繋げ、それぞれの拠点で受けた相談を共有する形で行われました。本学学生が参加した東京会場では、ベトナム語通訳・弁護士・記録担当などからなる対応チームが複数組織され、その中に加わる形で、相談者のおかれている実態や窮状に触れ、支援のあり方を考える得がたい機会となりました。

  
学生が参加させていただいたチームのベトナム語通訳のシスター、弁護士、日本カトリック難民移住移動者委員会職員の皆さま

 当日のチラシ(クリックすると大きくなります)


「新型コロナ・ベトナム人技能実習生ホットライン」(※)主催団体:
外国人技能実習生権利ネットワーク
日本カトリック難民移住移動者委員会(J-CaRM)
移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)
イエズス会社会司牧センター

問い合わせ:国際交流オフィス(1号館1階)






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