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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | キリスト教学ⅠA/Introduction to Christianity ⅠA |
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担当教員(所属)/Instructor | 瀧岡 啓子 (全学基盤教育部門カトリック教育センター) |
授業科目区分/Category | 宗教学科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
「あなたは望まれて生まれてきた大切な人」 ―マザー・テレサ |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
イエス・キリストという存在がなければ、本学も、本学における私達の出会いや生活もありませんでした。キリストを通して、神が私達ひとりひとりをいかに心にかけておられるのかに気づくことが目的です。また、出会う他者を共感的に受け入れ、自己を肯定する力が養成されるよう授業を行います。 |
授業概要 /Course description |
神の存在は目には見えませんが、その心は、イエスを通して具体的に人々に示されました。『新約聖書』を開き、イエスの言葉や行いを通して「父なる神のみ心」に触れていきましょう。各回のテーマにふさわしい福音箇所を読み、私達にも向けられている神のまなざしに気づいていきましょう。 マザー・テレサをはじめ神の心を伝える人々の言葉も心に刻んでいきます。それらについて思い巡らし、自分自身をふりかえることができるよう、静かな祈りのひとときも持ちます。受講生は、毎回の授業で得た気づきを、リアクション・ペーパーにまとめ提出し、生活の場で実践していきます。 その他、受講生同士が、互いを大切な仲間として認め受け入れ合う交わりの場「コミュニオン」を行います。「互いに愛し合いなさい」というキリストの精神にあずかることが目的です。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 宗教、キリスト教を学ぶ意味。「神さま」と「わたし」。コミュニオンについて。 第2回 「父なる神」と出会う ~イエスを通して~ 第3回 設立母体<シャルトル聖パウロ修道女会>の歴史と精神。 第4回 カルト 第5回 Communion① 「互いに愛し合いなさい」 第6回 イエスとその時代。弟子達とともに。 第7回 病人をいやす 第8回 Communion② 認め受け入れ合う 第9回 罪人を招く 第10回 安息日は人のため 第11回 Communion③ 補い合う 第12回 父なる神が憐れみ深いように 第13回 「悲しむ人は幸い」 第14回 前期末テストとまとめ 第15回 あなたが大切、総括 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
1.毎回の授業にしっかり臨み、授業後は必ずリアクションペーパーを提出すること。 2.授業で学んだことを心に留め、日々の生活に活かしていくこと。また、授業で紹介される本を読み、自分と向き合うひとときを大切にすること。 3.コミュニオンは、丁寧に準備し発表に臨むこと。コミュニオンの提出物、課題についても期日を守ること。 4. 聖書は毎回持参すること。 各授業における予習・復習の平均は1時間程度を想定。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 日本聖書協会 小型聖書「新共同訳」旧約聖書続編付き NI44DC A6版 ISBN;9784820212058 白百合の校章マーク入り (その他、授業のレジュメ、資料は配付します。) 【参考書】 『キリスト教とは何か』ペトロ・ネメジェギ著、女子パウロ会、2007年。 『キリスト教入門』ペトロ・ネメジェギ著、南窓社、1993年。 『NHKこころをよむ「新約聖書 マルコによる福音書上」』幸田和生著、NHK出版、1995年。 『聖書資料集』豊田正樹著、日本キリスト教団出版局、2013年。 『日々を生きる力 あなたを励ます聖書の言葉366』片柳弘史著、教文館、2022年。 『もしも天国のマザー・テレサが君のそばにいたら』中井俊巳著、PHP研究所、2015年。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 1.授業に対する姿勢、リアクションペーパー(40%) 2.コミュニオンへの積極的参加態度(10%) 3.前期末テスト、レポート(50%) 以上を総合的に評価し、60%以上を合格とします。 【評価基準】 リアクションペーパー:授業で扱ったテーマについて理解したこと、得た気づきについて、十分に説明し表現できる。 コミュニオン:内容もしっかりと準備されている。また、クラスメイトの発表をしっかり聞く姿勢を持ち、コメントできる。 前期末テスト:授業で学んだ内容を十分に理解した上で解答できる。 レポート:テーマに沿う内容であり、授業を通して理解したことが十分に反映されている。具体的な説明がされており明確な文章になっている。 【課題に対するフィードバックの方法】 リアクションペーパー:次の回の授業の中で、コメントする。 コミュニオン:発表者全員に対し、クラスメイトにより提出されたリアクションペーパーを、manaba courseを利用し共有する。 前期末テスト、レポート:manaba courseを利用し、模範解答、総評を掲載する予定。 |
備考 /Notes |
この授業には、次の要素を取り入れています。 【発表(プレゼンテーション)】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html