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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/18 現在

科目名/Course title キリスト教学ⅠB/Introduction to Christianity ⅠB
担当教員(所属)/Instructor 瀧岡 啓子 (カトリック教育センター)
授業科目区分/Category 宗教学科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2023年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 火/TUE 2
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 1
副題
/SubTitle
「あなたは望まれて生まれてきた大切な人」 ―マザー・テレサ
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
イエス・キリストという存在がなければ、本学も、本学における私達の出会いや生活もありませんでした。キリストを通して、神が私達ひとりひとりをいかに心にかけておられるのかに気づくことが目的です。また、出会う他者を共感的に受け入れ、自己を肯定する力が養成されるよう授業を行います。

〔2022年度以前入学者〕
この授業は、ディプロマ・ポリシーの「時代を超えて普遍的に求められる豊かな人格形成を行うために、カトリックの人間観・世界観を理解するための基礎的な能力を身につけている」に対応しています。

〔2023年度入学者〕
この授業は、ディプロマ・ポリシーの「建学の精神の根幹にあるキリスト教、特にカトリシズムの人間観と世界観を理解するとともに、その今日的な意義と課題について自己及び人間の在り方を省みつつ論じることができる。あわせて、他者との関わりを通して自己の生きる意義を探求する態度、他者のために自発的に行動し協働する意欲をもっている。」に対応しています。
授業概要
/Course description
神の存在は目には見えませんが、その心は、イエスを通して具体的に人々に示されました。『新約聖書』を開き、イエスの言葉や行いを通して「父なる神のみ心」に触れていきましょう。各回のテーマにふさわしい福音箇所を読み、私達にも向けられている神のまなざしに気づいていきましょう。
マザー・テレサをはじめ神の心を伝える人々の言葉も心に刻んでいきます。それらについて思い巡らし、自分自身をふりかえることができるよう、静かな祈りのひとときも持ちます。受講生は、毎回の授業で得た気づきを、リアクション・ペーパーにまとめ提出し、生活の場で実践していきます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回 『たいせつなきみ』
第2回 祈り
<10/11 修養会>
第3回 マザー・テレサの生涯
第4回 マザー・テレサの言葉
第5回 心の耳を傾ける
第6回 最後の晩餐
第7回 イエスの十字架上の死
第8回 イエスの復活
第9回 かけがえのない者への愛 
第10回 神の愛とは 
第11回 クリスマスに向けて  
第12回 クリスマス ~貧しさの中に~  
第13回 神の配慮
第14回 「わたしにつながっていなさい」
第15回 試験とまとめ 
準備学習・履修上の注意
/Notices
1.毎回の授業にしっかり臨み、授業後は必ずリアクションペーパーを提出すること。
2.授業で学んだことを心に留め、日々の生活に活かしていくこと。また、授業で紹介される本を読み、自分と向き合うひとときを大切にすること。
3. 聖書は毎回持参すること。

各授業における予習・復習の平均は1時間程度を想定。

【授業外学修の内容】
毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書/Text books】
『聖書 新共同訳(旧約聖書続編つき)』日本聖書協会。
(その他、授業で使用するレジュメ、資料を配付します。)

【参考書/Reference books】
『キリスト教とは何か』ペトロ・ネメジェギ著、女子パウロ会、2007年。
『キリスト教入門』ペトロ・ネメジェギ著、南窓社、1993年。
『聖書資料集』豊田正樹著、日本キリスト教団出版局、2013年。
『日々を生きる力』片柳弘史著、教文館、2022年。
『もしも天国のマザー・テレサが君のそばにいたら』中井俊巳著、PHP研究所、2015年。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
1.授業に対する姿勢、リアクションペーパー、課題(40%)
2.学期末試験(60%)

以上を総合的に評価し、60%以上を合格とします。

【評価基準】
リアクションペーパー:授業で扱ったテーマについて理解したこと、得た気づきについて、十分に説明し表現できる。

試験:授業で扱ったテーマに関する問題に、予め準備して臨み、解答できる。

【課題に対するフィードバックの方法】
各回の授業後に回収するリアクションペーパーについては、次の回の授業の中で、コメントする。
備考
/Notes
この授業には、次の要素を取り入れています。
【グループワーク】

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