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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/14 現在

科目名/Course title キリスト教学ⅡA/Introduction to Christianity ⅡA
担当教員(所属)/Instructor 滝口 ひとみ (全学基盤教育部門カトリック教育センター)
授業科目区分/Category 宗教学科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 火/TUE 2
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 1
副題
/SubTitle
私は、あなたたちを友と呼ぶ(ヨハネ15章15)
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
本学の建学の精神の根幹であるキリスト教の人間観・世界観、さらに本学の建学の精神について、聖書などを読むことによって、より理解を深めます。神に愛された存在である私たちは、神に愛された者として周囲の人々に生活の中で証していくことが求められています。それは、具体的に近くにいる人々と共に語り、歩み、分かち合うことによって示していきます。
1年生で学んだ聖書の基礎をふまえて、キリスト教、特にカトリックの人間観、世界観を聖書の学びによってより深めていきます。さらに、聖書の中に記されているイエスと出会った人々が、イエスが示した神の愛に触れて、自分の生活を新たにし、イエスを証しする人へと変わったことを学びます。また、現代の社会の中で、イエスの言葉に触れて、自分の生活の中で、イエスを証しした人々を取り上げながら現代に生きる私たちへのメッセージを汲み取り、そのような眼差しで社会の問題、課題を考えていきます。そして、私たちが他の人の必要にも気付き、自分のできることから社会に貢献しようする心を育てていきます。
 また、コミュニオン等を通して共の学ぶ私たちが、どのような考えを持っているかを知ることを通して、学生生活がより充実したものとなるように関りを深めたいと考えています。
授業概要
/Course description
上記のねらいのもとに下記のように授業を進めていきます。各授業では、よく知られている聖書の句やカトリックの典礼で扱われている聖書の箇所、聖歌を紹介します。
 コミュニオンは、一人ずつ行います。テーマは聖書の言葉やキリスト教に関することなど、1年生に学んだこともとに、心に残ったことや感動したことなどを発表してもらいます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:導入
       「わたしはあなた方を友と呼ぶ」ヨハネ(15章15)
               今学期の授業についてコミュニオンについて

第2回:旧約聖書と新約聖書の構成と概要
第3回:創世記の人間観 
第4回:新約聖書の人間観 エフェソⅠ・4、マタイ10・26-31、18・10-14など
第5回:イエスの母マリア ルカ1・5-80 カナの婚宴 ヨハネ2・1~11
第6回:マタイによる福音書 イエスに出会った人
第7回:マルコによる福音書
第8回:ルカによる福音書
第9回:ヨハネによる福音書
第10回: パウロについて
第11回:パウロの書簡 


第12回:第12回:コミュニオン1  これまでに出会った聖書のことばなど 社会問題
第13回:コミュニオン2  これまでに出会った聖書のことばなど 人権問題
第14回:試験とまとめ
第15回:コミュニオン3   これまでに出会った聖書のことばなど 振り返り 

準備学習・履修上の注意
/Notices
・コミュニオンを準備すること
・この授業における予習復習の時間は週1時間程度を目安とする。授業で扱った
   聖書の箇所、教科書を読み返し、参考書にも目を通してより理解を深めていくことが
   望 ましい。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
『聖書 新共同訳(旧約聖書続編つき)』日本聖書協会
『聖書資料集―キリスト教との出会い』富田正樹著 日本基督教団出版局2016年
【参考書】
『キリスト教とは何か』ペトロ・ネメシェギ著 女子パウロ会 2007年
『聖書入門』フィリップ・セリエ 支倉崇晴・支倉寿子訳 講談社
 その他授業で紹介する



成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
・コミュニオンの準備・発表、参加   25% 
・期末レポートとテスト        50%
・授業参加の姿勢           25%
 総合的に評価します。3点の合計60%で合格としますが3点どれも提出、参加していることが必要です。



【評価基準】
・課題の内容を理解し、自分の考えを記入している。
  ・コミュニオンの準備を丁寧に行い、自分の意見をわかりやすく伝えている

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
 次回の授業等で説明。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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