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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 宗教学ⅠF/Religious Studies Ⅰ(F) |
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担当教員(所属)/Instructor | 佐々木 裕子 (全学基盤教育部門ライフ・リテラシー教育センター) |
授業科目区分/Category | 宗教学科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 木/THU 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
教養としての宗教文化―巡礼や聖地を通して現代世界を考える <学びの体系>「諸宗教・その他」 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、様々な宗教に共通して行われる巡礼や祭りという行為、そして聖地などを通して、国際社会を生きる上で必要とされる国内外の諸宗教についての基礎的な知識を身につけ、人間の生活の中に普遍的に見られる宗教性や宗教意識について理解することを目標とします。 |
授業概要 /Course description |
21世紀は「価値の時代・こころの時代」と言われます。昨今の世界情勢をみても、無宗教という在り方も含め、宗教や思想について常識的な知識や理解を持つようつとめることが今まで以上に必要な時代となってきています。この授業では、「巡礼・聖地」というキーワードを軸に、世界の諸宗教について扱います。海外の教会、寺院、モスクなどの宗教施設を訪ねた際に、その中に隠されている意味を理解する為の基礎知識やその背景にある人間の宗教性を、具体的な映像や画像を用いながら考えて行きます。 また、本学の建学の精神の根底にあるキリスト教や聖書に関して、もう一度、その知識を整理し直してみたい、他の宗教のことも知った上でキリスト教を見つめ直してみたいなど、「社会に出る前に大学生としてこれだけは知っておきたい教養としてのキリスト教」についても考えていきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 イントロダクション 授業の進め方と評価について 第2回 宗教学とは何かーその誕生と展開 第3回 現代社会と「宗教文化」 第4回 聖と俗ー聖地とは何か 第5回 聖地巡礼と諸宗教 1 ) 世界の中のエルサレム 第6回 聖地巡礼と諸宗教 2 ) イスラーム 第7回 聖地巡礼と諸宗教 3 ) ユダヤ教 第8回 聖地巡礼と諸宗教 4 ) キリスト教(1)歴史的背景 第9回 聖地巡礼と諸宗教 5) キリスト教(2)現代の聖地 第10回 聖地巡礼と諸宗教 6) チベット仏教 第11回 聖地巡礼と諸宗教 7) ヒンドゥー教 第12回 日本の聖地と巡礼 1) 世界の中の聖地 第13回 日本の聖地と巡礼 2) 世界からみた日本の聖地 第14回「歩くこと」を通して現代社会を考える 第15回 全体のまとめとフィードバック *授業の内容及び順序などは履修者の興味関心や理解度等などによって変更される場合があります。初回授業にてアンケートを実施、詳しく説明をしますので、必ず出席して下さい。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
・普段、何気なく見過ごしているかもしれない「宗教文化」を切り口にして現代世界における宗教の理解を深める授業ですので、新聞やニュースに注意して下さい。また、学生の皆さんの視点から疑問を大事にしたいと思いますので、扱ってほしい事柄や提案など、初回の授業でのアンケートなどを通して随意、積極的に申し出て下さい。 ・大学の学びは自分の日常からの問いを見つけることが大事ですので、小グループでの意見交換や自分の考えを言葉化してみること、他者の疑問に耳を傾けることを大事にして下さい。そのため初回の授業には必ず出席すること。 ・各回の授業外学修時間(予習・復習)には1時間程度かかると想定されます。 【授業外学習の内容】 ・毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示された資料視聴などの課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書/Text books】 テキストは特に定めず、適宜プリントなどを配布します。 【参考書/Reference books】 授業中に適宜、紹介します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法/Evaluation】 授業内に適宜課されるリアクション・ペーパーや小課題などによる授業参加度に加え、学期末に学習を振り返るためのまとめのレポートを課します。授業内課題やリアクション・ペーパー(50%)と期末課題(30%)、コメント交換などによる授業参加度(20%)。総合評価60%以上で合格とします。 【評価基準】 ・リアクション・ペーパーや授業課題、レポートでは基礎的な知識が身についているかどうか、また、単なる感想ではなく、基礎的な宗教文化に関する知識を身につけていること、授業の中で生まれた問いや考えたことを自らの言葉にして他者に伝えることができているかどうかを評価します。 ・授業への参加度は、意見交換や相互コメント等、グループ活動へ積極的に参加しているか、等を評価します。 【課題に対するフィードバックの方法】 ・授業の冒頭やmanaba courseで、前回のリアクション・ペーパー等についてフィードバックを行います。学期末レポートや小課題の解説・講評をICTツールなどを用いて行います。 |
備考 /Notes |
・この授業は、グループ・ディスカッション、発表、及び、タブレット端末などを用い、ICTを活用したオンラインによるグループワークを取り入れています。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html