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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 宗教学ⅠJ/Religious Studies Ⅰ(J) |
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担当教員(所属)/Instructor | 保坂 ひろみ (全学基盤教育部門カトリック教育センター) |
授業科目区分/Category | 宗教学科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 1 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
キリスト教美術―キリスト教美術の誕生 <学びの体系>「芸術・文化」 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
【授業のねらい】 この授業では、キリスト教美術を学ぶことを通じてより深くキリスト教を理解するために、キリスト教美術の歴史と図像に関する基本的な理解を深めるとともに、キリスト教美術を主体的に鑑賞する力を養うことを目指します。 【達成目標】 ・キリスト教美術がどのように誕生し、展開していったかを説明できる。 ・授業で取り上げたキリスト教美術作品の特徴を自分の言葉で表現できる。 ・キリスト教美術作品をよく見て、感じたことや考えたことを発言し、他の受講生の発言を聞くことで、鑑賞を深めていくことができる。 ・学んだ知識をなぞる鑑賞ではなく、学んだ知識を踏まえたうえで、作品と対話することから自分独自の考えを持つことができる。 |
授業概要 /Course description |
キリスト教美術の誕生期から6世紀までの初期キリスト教美術を学びます。キリスト教はこの時代に迫害時代を経て古代ローマの国教となり、またさまざまな公会議を経てキリスト教の基本的な骨格が定まっていきました。授業では、迫害時代の葬礼芸術とキリスト教公認後に建造された教会堂の建築と装飾を取り上げ、造形作品の宗教性を味わい、造形作品にこめられたキリスト教のメッセージについて学びます。 この授業では、知識を学ぶ講義形式とともに、美術作品について対話を重ねながら理解を深める対話型鑑賞を行います。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 初期キリスト教美術の概論 第2回 葬礼芸術の主要図像1 第3回 葬礼芸術の主要図像2 第4回 葬礼芸術の主要図像3 第5回 カタコンベの葬礼芸術1 第6回 カタコンベの葬礼芸術2 第7回 ローマ美術との関連 第8回 初期キリスト教時代の教会堂装飾 第9回 教会堂建築(バシリカ式と集中式) 第10回 ローマの教会群とその装飾1 第11回 ローマの教会群とその装飾2 第12回 ローマの教会群とその装飾3 第13回 ラヴェンナの教会群1 第14回 ラヴェンナの教会群2 第15回 ラヴェンナの教会堂3 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
この授業における予習・復習の平均時間数は週に1時間程度を目安とする。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特になし 【参考書】 適宜授業内で紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 リアクションペーパー(50%) 対話型鑑賞への参加の積極性・協働性(30%) 学期末レポート(20%) 【評価基準】 授業で扱ったテーマを理解し、自分の意見を述べることができる 対話型鑑賞において積極的に発言する。他の受講生の発言を傾聴したうえで、自分の見解を述べることができる。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 リアクションペーパーや鑑賞ノートは次回の授業でフィードバックを行う。また個人が特定されない形で共有する場合もある。 |
備考 /Notes |
この授業では毎回教室を暗くして美術作品を投影します。対話型鑑賞を行うため前から詰めて着席します。授業の構成上、パワーポイントのPDF資料を事前に掲示することができない場合があります。視力が悪いなど、座席の配慮が必要な場合は初回授業の際に申し出てください。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html