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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 宗教学ⅡA/Religious Studies Ⅱ(A) |
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担当教員(所属)/Instructor | 石井 雅之 (カトリック教育センター) |
授業科目区分/Category | 宗教学科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 金/FRI 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
現代世界の倫理的問題とキリスト教2:病といやし、孤立と連帯 <学びの体系>社会倫理・実践 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
「現代世界の倫理的問題とキリスト教2」では、キリスト教学Ⅰ・Ⅱでの学びを前提として建学の精神及び教育目標に関する理解を発展させ、「他者のために、社会のために、何ができるのかを探求しつづける女性」となるための基本認識を確立することをめざします。 達成目標として次のことを念頭に置いて学んでください ①病者や孤立させられた人にかかわるイエスのことばと業について説明できる。 ②現代世界における病と孤立の問題性についてデータと事例を挙げて説明できる。 ③現代世界における病と孤立をめぐる問題に対する取り組みの事例を挙げることができる。 ④病と孤立の問題への自らのかかわりについて、省みた結果を文章にまとめることができる。 |
授業概要 /Course description |
病といやし、孤立と連帯をテーマとし、それらに関する現在の受講者自身の認識を確認することから始めて、病者や孤立させられた人にかかわるイエスの模範を顧みたうえで、①現代世界の現状およびそこに至る歴史について、また、②病と孤立をめぐる問題に取り組む人々(キリスト者とその団体を含む)の活動について、統計データ、ビデオ資料、ルポルタージュ等を(その内容をよく吟味しつつ)介して調査し、簡潔なかたちで報告しあいます。その過程を通じて、病といやし、孤立と連帯に関する認識をなんらか深めると同時に、それらをめぐる諸問題への受講者各自のかかわりを省み、その省察の結果を達成目標に対応する内容のレポートとしてまとめます。 各授業時間内は、まず、前回の「受講レポート」*から一部を紹介して、感想を共有するとともに、授業内容を振り返ります。そのうえで、当日の講義または受講者報告等に進みます。 *「受講レポート」について ・第1回~第14回の授業後、指定の期日までに manaba course のレポート機能を用いて提出していただきます。 ・本科目の「受講レポート」には、講義の日は、その日の授業内容の「要点」一つ以上と、それに関して受講者自身が「考えたこと・感じたこと」を、受講者報告の日は、当日の報告について感想を簡潔に書きとめていただきます。 ・各回3点満点で評点をつけます。(「評価基準」を参照) |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:受講案内/病といやし、孤立と連帯に関する知識・意見の交換 第2回:病者にかかわるイエスのことばと業について 第3回:孤立させられた人にかかわるイエスのことばと業について 第4回:現代世界における病といやし、孤立と連帯に関する諸データ 第5回:現代世界における病といやし、孤立と連帯に関する受講者の見聞と意見交換 第6回:受講者各自の調査報告課題と参考資料についての暫定報告 第7回:現代世界の病といやしの現状(1):受講者調査報告(グループ1) 第8回:現代世界の病といやしの現状(2):受講者調査報告(グループ2) 第9回:現代世界の孤立と連帯の現状(3):受講者調査報告(グループ3) 第10回:現代世界の孤立と連帯の現状(4):受講者調査報告(グループ4) 第11回:現代世界の病といやしをめぐる課題に取り組む人々の活動(1):受講者調査報告(グループ1) 第12回:現代世界の病といやしをめぐる課題に取り組む人々の活動(2):受講者調査報告(グループ2) 第13回:現代世界の孤立の問題に取り組む人々の活動(1):受講者調査報告(グループ3) 第14回:現代世界の孤立の問題に取り組む人々の活動(2):受講者調査報告(グループ4) 第15回:振り返りとまとめ ※上記計画は受講者数等に応じて調整する場合があります。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
【予習】 次の回で取り上げられる予定の事柄について、自分なりに調査しておくこと。受講者調査報告担当分については、早めに準備を始め、予習時間の多くをそこに充てること。 【復習】授業内容を振り返り、参照されたサイト等を確認したり、関連情報を探したりしてみること。自分の報告内容を、レポートとしてまとめられるよう少しずつ準備しておくこと。 ※この授業のための予習・復習の合計時間数の平均は、週1時間程度を目安とします。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
・必要に応じて資料を配付します。 ・参考書は授業内で折ごとに紹介します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 (a)調査報告の評点20%、 (b)学期末のまとめレポートの評点38%、(c)「受講レポート」の評点42%とし、評点合計60%以上を合格とします。ただし、(a) (b) (c)のうち一つでも評点が0点のものがある場合は不合格とします。 ※なお、学則第31条により、出席した時間数が出席すべき時間数の3分の2に満たない者は、成績評価の対象とはならず、その科目修了の認定を受けることもできません。 【評価基準】 調査報告の評価において重視される点 ・適切な根拠にもとづいて立論しているか ・論点が整理されているか ・聴き手・読み手に理解しやすくなるよう配慮しているか レポートの評価において重視される点 ・適切な根拠にもとづいて立論しているか ・論の組み立て・論旨が明確であるか ・主体的に考察を加え、なんらかの独自性を打ち出しているか 【課題に対するフィードバックの方法】 ・第2回授業以降、前の回の受講レポートに対してコメントします。 ・受講者調査報告に対しては、その都度コメントします。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html