![]() |
| 科目一覧へ戻る | 2026/03/18 現在 |
| 科目名/Course title | 宗教学ⅣD/Religious Studies Ⅳ(D) |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 釘宮 明美 (全学基盤教育部門カトリック教育センター) |
| 授業科目区分/Category | 宗教学科目 |
| 授業形態/Type of class | 講義 |
| 開講期/Semester | 2026年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
| 開講曜限/Class period | 月/MON 3 |
| 対象所属/Eligible Faculty | |
| 対象学年/Eligible grade | 4年 |
| 単位数/Credits | 1 |
| 副題 /SubTitle |
エディット・シュタイン『十字架の学問――十字架のヨハネ研究』を読む <学びの体系>「聖書・神学」 |
|---|---|
| 授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、キリスト教思想に関わるテキストの読解を通して、キリスト教を知性と感性の両面から掘り下げて理解することを目指します。具体的には、第一にキリスト教の霊性思想への理解を深めること、第二に聖書の各箇所を有機的に連関させながら解釈することでその奥行に触れること、第三に外国語で人文思想系の文献を精読する力を養うことを目標とします。 |
| 授業概要 /Course description |
20世紀を代表するユダヤ人女性哲学者でありカルメル会修道女でもあったエディット・シュタインの最晩年の著作『十字架の学問』を英語で精読します。シュタインは哲学(現象学)を学んだ後にカトリックに改宗し、アウシュヴィッツで殺害されました。本書は、ナチズムの席捲する時代の暗夜と対峙しながら、16世紀スペインの神秘思想家・カルメル会修道士であった十字架のヨハネの生涯と著作を通して、十字架の意味を考察・黙想したものです。 原文はドイツ語ですが英訳を使用します。授業の中で訳文を確認するとともに文脈から解釈を考え、背景となるキリスト教思想を学びます。テーマに即して聖書の関連箇所を味読し、意見交換を行います。少しずつゆっくり丁寧に精読していきますので、英文読解力・解釈力が高まるでしょう。英語を苦手とする人でも臆せずトライしてみてください。 |
| 授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
だいたい毎回、半ページ程度進む予定です。受講者の人数、理解度に応じて適宜、調整します。今年度は、第Ⅱ部「十字架のメッセージ」の第2章の部分を読む予定です。 1.ガイダンス――エディット・シュタインの人物紹介 2.エディット・シュタインの生涯と思想 3.カルメル会と十字架のヨハネについて 4.『十字架の学問――十字架のヨハネ研究』の概要 5.十字架のメッセージ 6.十字架を担って 7.愛による浄化 8.徳、賜物、恩寵 9.暗い観想 10.愛の炎 11.神秘の階梯 12.被造物の霊魂 13.独り子 14.死と復活 15.振り返りとまとめ |
| 準備学習・履修上の注意 /Notices |
・担当箇所の下調べをして臨むこと。具体的には、指定箇所の訳出を試みたうえで、解釈を含む事前課題を考え、どこが分からないのかを明らかにしておくこと。 ・この授業における予習・復習の平均時間数は、週に1時間程度を目安とする。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
| 教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 Edith Stein, Josephine Koeppel ed., The Science of the Cross. ICS 2002.テキストはコピーして配布する。 【参考書】 ・Edith Stein, Kreuzeswissenschaft: Studie über Johannes vom Kreuz (Edith Stein Gesamtausgabe 18), Herder 2000. ・須沢かおり『エディット・シュタイン――愛と真理の炎』新世社, 1993. ・須沢かおり『エディット・シュタインの道程――真理への献身』知泉書館,2014. ・『新共同訳 旧約・新約聖書』 |
| 成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 ・予習の状況と授業への取り組み(50%)、担当箇所の発表(20%)、学期末に課される指定箇所の訳文と課題(30%)により評価し、総合評価60%以上で合格とする。 【評価基準】 ・授業への参加度:予習を十分にして授業に臨み、担当箇所の訳文を考え、内容について受講者同士での意見交換ができる。 ・指定箇所の解釈:授業内容を理解し、背景と文脈を踏まえたうえで解釈できる。 【課題に対するフィードバックの方法】 毎回の指定箇所の課題について、疑問点や質問、意見に対してコメントし、解説を行う。 |
| 備考 /Notes |
この授業には、反転学習、ディスカッションを取り入れている。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/