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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 哲学Ⅰ/Philosophy Ⅰ |
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担当教員(所属)/Instructor | 石井 雅之 (カトリック教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
身近な問題を哲学的に考える |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
哲学Ⅰでは、世界・人間・人生に関して日常生活の営みのなかから発せられる根本的な問いについて、受講者自身が、他者の言うことに耳を傾け理解に努めつつ主体的に自分なりの「哲学的」考察を加え、その考察内容を人にわかりやすく述べることができるようにすることをめざします。 【達成目標】として次のことを念頭に置いて学んでください。 ①授業で取り上げた各トピックについて、哲学的考察の論点を説明できる。 ②授業で取り上げた各トピックの論点について、人の意見をふまえて主体的に考察した結果として、自分なりの見解をもっている。 ③授業で取り上げた各トピックの論点について、自分の見解を人に理解されうるように説明できる。 |
授業概要 /Course description |
日常生活の営みのなかで日頃から発せられてはいるものの、多くの人があまり踏み込んで考えないままにしている身近な問いについて、少しだけ踏み込んで考察していきます。 授業時には、教員が各トピックに関して考察の材料(哲学者・思想家の著作を含む)を適宜提供し、よくかみ砕いて、簡潔に解説します。受講者は、それを聴きながらその授業の論点について各自なりの意見をもつようにします。適宜、意見交換もします。 受講者は、毎回、授業後に、当日の論点と自分の考察内容を簡潔にまとめ、「受講レポート」*として提出することになります。そこに記された内容は、教員がその一部を次の回の授業のはじめに紹介し、意見や疑問を共有するとともに、授業内容を振り返ります。 学期末には、毎回の授業時に積み重ねられた意見交換と考察の成果をもとに、受講者が各自の問題意識に応じて論題を立て、達成目標に対応する内容のレポートをまとめます。 *「受講レポート」について ・指定の期日までにmanaba courseのレポート機能で提出していただきます。 ・本科目の「受講レポート」では、①その日の授業で取り上げられた論点と、 ②それに関して受講者自身が「考えたこと・感じたこと」を、ラフに書きとめてください。字数は400字程度まで。特に課題が提示された場合は、それに従ってください。 ・第1回~第14回授業分について、各回3点満点で評点をつけます。(「評価基準」を参照) |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:受講案内/哲学とは?―どんな人が、何のために、どんなことをしてきたのか 第2回:哲学のトピックと方法―真善美と個々のものへのかかわり 第3回:滅びるものと不滅のもの―「残る桜も散る桜」と言うときに… 第4回:概念とことば(1)―男はみんな同じ!? 人間はみんな同じ? 第5回:概念とことば(2)―こころとからだの概念をめぐって 第6回:想念と知識―「知っている」とはどういうことだろう 第7回:知識と人の在り方・態度―知は人を変える? 第8回:人物の説明―あなた自身やよく知っている誰かを説明してみよう 第9回:決定論と自由―あなたの将来はあなた次第か? 第10回:目的と意味―人生に意味はあるか? 第11回:反省・計画と希望―合理的選択と決断のあいだ 第12回:到来と出会い―贈りものに、そして人の出会いに見出されること 第13回:別離と再会―様々な別れの時とその後について 第14回:超越と内在—自分を超え出る、世界を超え出るということ 第15回:学期末まとめレポートの執筆・提出 (以上の計画は適宜調整する場合があります。) |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
【予習】次の回に取り上げられる予定のトピックについて、自分がそれまでに考えた場面を振り返って、あらためて自分なりに考察しなおしてみたり、本やネット上にあげられている見解を調査してみたりしておくこと。 【復習】授業内容を振り返り、「受講レポート」を執筆・提出すること。また、学期末のまとめレポートに活用できるメモを作成しておくこと。 ※この授業のための予習・復習の合計時間数の平均は、週4時間程度を目安とします。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】適宜プリントを配付します。 【参考書】授業内で折ごとに紹介します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】「学期末まとめレポート」の評点と、第1回~第14回の「受講レポート」の評点を合計して評価します。「学期末まとめレポート」の評点58%、「受講レポート」の評点42%とし、評点合計60%以上を合格とします。 ※なお、学則第31条により、出席した時間数が出席すべき時間数の3分の2に満たない者は、成績評価の対象とはならず、その科目修了の認定を受けることもできません。 【評価基準】レポートの評価にあたっては、次の点を重視します。 ・授業内容を正確に理解しているか ・適切な根拠にもとづいて立論しているか ・論の組み立て・論旨が明確であるか ・主体的に考察を加え、なんらかの独自性を打ち出しているか 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 第2回以降の授業の中で、前の回の「受講レポート」に対してコメントします。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html