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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | ロジックを学ぶ/Logical Thinking |
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担当教員(所属)/Instructor | 山梨 有希子 (全学基盤教育部門情報教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 木/THU 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
自分の「意見」を作るために |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
自分の「意見」を述べよ/あなたの「意見」を発表してください、と突然言われて困ったことはないでしょうか。それはある意味で当然のことです。なぜなら、「意見」というのはあなたの心/頭の中に当たり前にようにあるものではなく、その問題に関連する情報を仕入れ、それらを比較し、論理的に考え判断するというプロセスを通して形成されていくものだからです。この授業は、「意見」を作る「正しい」プロセスを、演習を通して身につけることを目標としています。 |
授業概要 /Course description |
自分の「意見」をつくるために必要なプロセス、①関連する情報を仕入れ、②それらを比較し、③論理的に判断する、練習をグループワークを通して繰り返し練習していきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
【基礎編】論理的に考える練習 第1回:授業の目的・評価方法について、「遅く」考える練習 第2回:ファスト&スロー:2つの思考モード 第3回:思い込みの罠 第4回:曖昧な言葉はないか 第5回:原因は1つなのか 第6回:因果関係か相関関係か 第7回:第三の選択肢はないか 第8回:本当の原因は何か 第9回:比較・調査対象は適切か 【応用編】自分の「意見」を作る 第10回:AIと論理①背景知識 第11回:AIと論理②ディスカッション 第12回:地球温暖化への対応①背景知識 第13回:地球温暖化への対応②ディスカッション 第14回:自分の「意見」を作る 第15回:レポートのフィードバックとまとめ ※【応用編】で扱うトピックは受講者の関心に応じて変更する可能性があります。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
各回授業における予習復習時間数の平均は4時間程度を想定しています。 (予習)授業で配付されたハンドアウトをよく読む (復習)授業・ディスカッションを受けて、自分の「意見」をノートにまとめておく |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特になし。授業時にハンドアウトを配付します。 【参考書】 野矢茂樹(2006)『論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)』産業図書 川添愛(2021)『論理と言葉の練習ノート―日々の思考とAIをつなぐ現代の必須科目 』東京図書 2013/4/15 伊勢田哲治ほか編(2013)『科学技術をよく考える―クリティカルシンキング練習帳』名古屋大学出版会 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業への参加度 40% レポート 60% 【評価基準】 授業への参加度:課題・グループディスカッションにおける積極的発言・取組み レポート:論理的に自分の「意見」を組み立てることができている 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 レポートは授業内に全体としての総括を行い、またマナバを通じて個別にフィードバックを行います。 |
備考 /Notes |
この授業は、グループでのディスカッションを行います。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html