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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 西洋史Ⅱ/History of Europe Ⅱ |
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担当教員(所属)/Instructor | 小沼 明生 (基礎教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
近世から近代のヨーロッパ |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業には二つの目的を設定します。一つ目は、異文化や異世界に対する理解と、自らの文化や世界に対する相対的な見方、そして歴史的なものの考え方を身につけることです。二つ目は、文献を収集し、比較・分析し、そこから自分の見解を導きだし、表現できるようになることです。前者については授業内容で、後者についてはレポートの作成を通じて学んでいきます。 |
授業概要 /Course description |
前期の西洋史Iの続きとして、西洋の中世末期から近世、近代までの世界を扱います。ルネサンスや宗教改革、大航海時代で始まり、西洋近代世界の基礎を作った近世という時代、そして産業革命や市民革命を通じて西洋世界のみならず現代の世界全体の出発点となった近代という時代を、今の世界を生きる人間として、自分自身との関わりを意識しながら学んでほしいと思います。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
授業の前と後にmanaba courseで簡単な課題を課します。授業前には、日本語に訳された史料テキストや画像、音楽などを取り上げ、その時代背景や作者の情報、意図などを自由に想像して考えてもらいます。授業後には授業内で提示した質問に回答する形で自分の考えを記入してもらいます。 授業では一回に一つのトピックを取り上げ、時代の流れの中に位置づけながら解説します。現代を生きる上でぜひ知っておいてほしい事件やことがらを厳選して紹介していきます。 第1回 ガイダンス 第2回 中世末から近世の社会変動(1) ~ある都市の敗北 第3回 中世末から近世の社会変動(2) ~金か天国か 第4回 中世末から近世の社会変動(3) ~大量貧困と救貧 第5回 世界観と思考の変化(1) ~大航海時代 第6回 世界観と思考の変化(2) ~インディオとスペイン人 第7回 世界観と思考の変化(3) ~驚異の部屋 第8回 近代への胎動(1) ~顕微鏡と望遠鏡 第9回 近代への胎動(2) ~危機の中の世界 第10回 近代への胎動(3) ~城と宮殿 第11回 二つの革命(1) ~人権宣言とその背景 第12回 二つの革命(2) ~ナポレオンが残したもの 第13回 二つの革命(3) ~資本と労働 第14回 二つの革命(4) ~西洋近代の拡大 第15回 まとめとレポート講評 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
高校世界史の知識は必須ではありませんが、世界史を履修したことがある人は教科書や参考書を取り出しておくことを勧めます。世界史教科書などを持っていない人は、以下の参考文献のどれかを手元に置いておくと理解の助けになります。 講義を聞いて理解することは当然ですが、それだけにとどまらず皆さんの興味や関心、想像力を示してほしいと思います。そういった意味での積極的な参加を求めます。 予習・復習等の課外学習に充てる時間は4時間程度を想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書/Text books】 特に定めません。 【参考書/Reference books】 木下康彦ほか編『改訂版詳説世界史研究』山川出版社、2008年 青木康之『海の道と東西の出会い』世界史リブレット25、山川出版社、1998年 小泉徹『宗教改革とその時代』世界史リブレット27、山川出版社、1996年 澤井繁男『ルネサンス文化と科学』世界史リブレット28、山川出版社、1996年 大津留厚『ハプスブルク帝国』世界史リブレット30、山川出版社、1996年 二宮素子『宮廷文化と民衆文化』世界史リブレット31、山川出版社、1999年 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法/Evaluation】 学期中に簡単な小レポートを二回、そしてそれを踏まえた形で学期末にレポートを提出してもらいます。合計三回のレポートの評価と、授業への参加を合計して最終的な評価を行います。 レポート(70%)、授業へ参加(30%) 【評価基準】 レポート:授業で扱ったテーマを理解し、持論を述べることができる 授業への参加:積極的に参加している 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 提出物などにコメント等を返す |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html