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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 豊かさの中の経済/Economic Activities in an Affluent Society |
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担当教員(所属)/Instructor | 宮下 春樹 (基礎教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 月/MON 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
「豊かな生活」を送るためのヒントを学ぼう! |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
経済学は、とても奥の深い学問です。地球環境問題、紛争、災害復興、為替・物価の変動など日々のニュースで耳にすることから、私たちの生活と非常に身近な就職活動、衝動買い、アルバイトと勉強時間の選択など様々な問題が経済学の分析対象です。本授業の目標は、皆さんが経済学の基本的な知識を身に着け、自分のキャリア形成に結び付けたり、社会で起きる問題を読み解いたりする力を身に着けることです。 |
授業概要 /Course description |
経済学の主要分野であるゲーム理論、ミクロ経済学およびマクロ経済学の基本的な理論を解説します。抽象的な理論を漠然と学ぶ形式をとらず、なぜその理論が必要なのか?それを知ると何ができるようになるか?といった視点で解説を進めます。本講義では、教員の用意した資料を基に学習活動に取り組みます。要点をメモしていただくため、ノートと筆記用具を持参してください。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:イントロダクション 本講義の到達目標と内容がよくわかります。 第2回:経済学の視点で聖書のストーリーを考察できるようになります(社会的相互作用の理論編➀:ソロモン王のジレンマ) 第3回:環境問題や軍事紛争が起きる仕組みを経済学的に分析できるようになります(社会的相互作用の理論②:囚人のジレンマ) 第4回:環境問題や軍事紛争の解決策を経済学的に分析できるようになります(社会的相互作用の理論③:選好・利得構造の変更と繰り返しゲーム) 第5回:日常的に買っているモノの値段が簡単には変わらない理由を説明できるようになります(市場の理論編➀需要・供給と市場均衡) 第6回:日常的に買っているモノの値段が変化する原因や仕組みについて理解できます(市場の理論編②需要・供給曲線の変化と価格の変化) 第7回:モノが無駄なく売買されるために必要な条件について理解できます(市場の理論編③余剰の考え方と厚生経済学の第一定理) 第8回:政治的なショックが経済に与える影響について考察できるようになります(市場の理論編④余剰分析の応用) 第9回:補助金が経済活動に良い影響を与えると言えるかどうかが分かります(市場の理論編➄外部経済の内部化) 第10回:国家の経済的な豊かさを調べる方法について理解できます(国民所得の理論編➀GDPの考え方) 第11回:国家の経済力がどのようにきまるのかを理解できます(国民所得の理論編②45度線原理) 第12回:経済不況を乗り越えるための処方箋について理解できます(国民所得の理論編③公共事業・民間投資の波及効果) 第13回:近年,日常的に買うモノの値段が全体的に上がっている理由を説明できるようになります(国民所得の理論編④中央銀行の役割) 第14回:失業問題が起きてしまう理由を説明できるようになります(国民所得の理論編➄中労働市場と賃金の下方硬直性) 第15回:経済学の限界と今後の可能性について理解できます(経済学の今後の展望編:経済実験による認知バイアスの確認) |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
不明点や疑問点は必ず質問するようにしてください。各回の授業外学習時間(予習・復習)には、 4 時間程度かかると想定されます。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを⾏ってください。授業の中で指定した課題に取り組んでください。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 【参考書】 飯田 泰之 (2017)「経済学講義」ちくま新書 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業で学んだ知識を基に学習課題に取り組むこと(80%)、授業中・授業後の質疑応答・学習活動への参加具合(20%)を基準に評価します。 【評価基準】 講義に関連する質問の内容、講義で解説した内容を自分の言葉で説明できるようになること、および簡単な確認問題の得点・提出回数を学習課題の評価基準とします。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 その授業中ないし次回の講義の冒頭で課題に対するリアクションをします。 |
備考 /Notes |
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 本講義では、経済学の理論を模擬的に体験する実験を行う予定です。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html