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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | ボランティア論/Foundations of Volunteerism |
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担当教員(所属)/Instructor | 漆原 比呂志 (全学基盤教育部門ライフ・リテラシー教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
社会課題に向けた支援の考え方と活動の担い手となるための知識と技術を学ぶ |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
1) 国際協力や被災地支援などにおいて活用できる基礎的な知識と技術を身につける 2) 支援活動やボランティアの現場において習得した技術を応用することができる 3) ボランティア体験による学びや気づき、課題について、発表などを通して他者と共有することができる |
授業概要 /Course description |
世界の貧困、紛争、難民問題、環境破壊、そして頻発する自然災害は、近年ますます深刻化し、喫緊の課題となっている。様々な課題への取り組みのため、国連や各国政府のみならず市民社会セクターとそれを支えるボランティアの存在と役割は、これまでになく重要となっている。 本講義では、アジア各国および日本国内のNGO/NPOや市民団体・教会・各種団体など支援活動を担うボランティアの実際について学ぶ。講義、演習、ボランティア体験を通して、ボランティアの意義や社会的役割、使命について考察する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ボランティアの世界 イントロダクション ※以下は予定であり、授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる 第2回:ミッション(使命)としてのボランティア 第3回:貧困と開発 (カンボジアにおける実践より) 第4回:プライマリヘルスケアと健康 (東ティモールにおける実践より) 第5回: 紛争地の復興と平和構築 (カンボジアにおける実践より) 第6回:世界の難民と支援活動 (タイ・ミャンマー国境地域カレン族難民・避難民の状況) 第7回:難民支援と諸宗教対話・協働 (アフガニスタン難民支援の実践より) 第8回:日本における難民の状況と支援活動 (保護・回復・自立へのプロセス) 第9回:ボランティア演習発表(1) 第10回: ボランティア演習発表(2) 第11回: 災害被災地における支援システムの構築(1) (東日本大震災における実践) 第12回: 災害被災地における支援システムの構築(2)(能登半島被災地における実践) 第13回: 災害被災地における支援システムの構築(3) (災害復興支援から街づくりへ) 第14回: 試験とまとめ「ともに生きる」社会の実現を目指して 第15回:試験のフィードバックと総括 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
(1)多文化共生プログラムや難民支援、被災地支援、生活困窮者支援など国内で可能なボランティアに参加する。ボランティアの時間、移動時間、活動を整理し発表の準備の時間などに6時間から15時間程度を要する。ボランティア先は自由に選択できるが、担当教員がいくつか候補を提示する。 (2)授業1回あたりの授業時間外(予習・復習等)の学習時間は4時間を要する。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業内で指示する 【参考書】 必要に応じて授業内で指示することがある |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業参加度(30%)、リアクションペーパー(15%)、試験(30%)、ボランティア・演習参加度(25%)により評価する。 【評価基準】 授業参加度:授業にて積極的に発言し、グループワークでは他者と協力しながら学びを深めることができる リアクションペーパー:自分の意見を論理的に、かつ説得力を持って表現できる 試験:支援活動における現状分析や、実践に応用できる方法論の知識を身につけている ボランティア・演習参加度:課題を発見し自ら積極的に取り組む姿勢、気づきと学びの体験を他者と共有する能力を獲得している 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 翌週の授業内で口頭によりフィードバックする。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 この授業は、国際協力NGOおよび日本国内における難民支援NPOにおける実務経験のある教員による授業であり、特にアジア諸国における教育、保健、収入創出などの支援プロジェクト運営の経験を活かして実践的授業を行うものである。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html