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科目一覧へ戻る | 2022/09/16 現在 |
科目名/Course title | コンピュータ科学/Introduction to Computer Science |
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担当教員(所属)/Instructor | 大塚 秀治 (基礎教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 水/WED 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
情報科学と情報処理の基礎の理解 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
今日、コンピュータを「ツール」として使いこなせることは重要ですが、大学生の知識としてはそれだけでは十分とはいえません。コンピュータの操作に関する知識と情報処理に関する知識・理論は、密接に関連しているがイコールではないということです。この授業では、単に機器の使い方を知るだけではなく、そのベースとなる「情報科学に関する基礎知識」を習得することを目標としています。なお、この授業はディプロマポリシーの「時代を超えて普遍的に求められている教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な能力を身につけている」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
この授業では「情報科学」や「情報処理」に関する知識・理論を講義でのみ理解するのではなく、実際の操作を通じて学びます。また、関連する資格試験の紹介と取得のための基礎知識についても解説するので、ITパスポートや基本情報技術者といった資格に興味がある人にも対応しています。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:オリエンテーション:コンピュータとは・情報処理の関連資格は?・勉強の仕方 第2回:2進数と基数変換:コンピュータは情報をどう表現するのか? 第3回:文字と文字コード:文字はどうやって表現する 第4回:加算と減算:補数表現と四則演算 第5回:実数の表現と誤差:実はコンピュータは小数表現が苦手 第6回:論理演算と論理回路(1) :電子回路のしくみ 第7回:論理演算と論理回路(2) :論理回路で判断や計算する方法は? 第8回:論理演算と論理回路(3) :論理回路が情報を記憶する 第9回:ビットシフトと高速演算:桁をずらして計算する 第10回:ハードウェアの基本:CPUと周辺機器の働き 最近の情報機器 第11回:ソフトウェアの基本:コンピュータを動かすもの 最近のOSや開発言語 第12回:アルゴリズムと流れ図:処理手順を図で表してみよう 第13回:基本データ構造:データをどうやって記憶する スタックやキューとは 第14回:探索と並べ替え:配列とリスト構造 第15回:コンピュータネットワークの現状:最新のWiFi技術やセキュリティ対策 授業内容は授業の進度によって変更することがあります。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
この授業では実際にデータを操作する演習が多いため、全回出席することが基本です。欠席した場合には、授業で実施した演習課題を自分で調べ、遅れを取り戻して次の授業に出席する姿勢が求められます。各回の予習復習にかかる時間は1時間程度かかると想定されます。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 キーワードで学ぶ「最新情報トピックス2021」 佐藤義弘、辰己丈夫、中野由章(監修) 日経BP社 ISBN : 978-4-296-07000-8 ※このシリーズであれば2021年以前のものでも十分利用できます その他、必要な資料は授業内で配布します 【参考書】 でるとこだけITパスポート2022 城田比佐子(著)翔泳社 ISBN : 978-4-7981-7312-2 いちばんやさしいITパスポート 高橋京介(著) SBクリエイティブ ISBN : 978-4-8156-0877-4 令和4年度 栢木先生の基本情報技術者教室 栢木厚(著)技術評論社 ISBN : 978-4-2971-2393-2 アルゴリズム図鑑 石田保輝・宮崎修一(著)翔泳社 ISBN : 978-4-7981-4977-6 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 配点の割合は以下の通り 授業で提示された課題の提出 20% 授業内での小テストの試験成績 20% 出席(授業への取り組みの姿勢) 30% 期末試験(記述式) 30% 【評価基準】 課題・小テスト・出席が規定数に達していない場合は期末試験の受験資格はありません。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 基本的に提出物は次週返却します。 中間成績を manaba course などにより個別に通知します。 |
備考 /Notes |
【要素III(基礎的素養)】 この授業は対面授業として実施します。授業内の演習等で作成した内容を口頭で発表する場合があります。「manaba course」を利用します。 |