シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/18 現在

科目名/Course title 情報リテラシー(国A)/Information Literacy
担当教員(所属)/Instructor 山梨 有希子 (基礎教育センター)
授業科目区分/Category 共通科目 
授業形態/Type of class 講義・演習
開講期/Semester 2023年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 水/WED 1
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
ネットワーク社会の情報リテラシーと文書作成と編集、データ加工の基本
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
 この授業は、白百合の初年次教育プログラムの一つで、情報社会を生きる学生にとって必要とされている情報リテラシー、すなわち、パソコンを用いた学びのためのスキルや、溢れる情報を取捨選択し吟味するためのちからを養成し、向上させることを目的としています。情報化社会においては、自らの力で問題を発見し、必要な情報の収集・分析・判断を行い、また、それらを表現し、発信する力が求められています。授業内ではそれらの技能を習得すると共に、その前提となる情報倫理・モラルを身につけるための演習や情報科学の考え方に関する演習も行います。この授業は情報やICT等についての実務経験を持つ教員を含む授業であり、そこでの経験を活かして現代社会における情報リテラシーを実践的に学ぶものです。

〔2022年度以前入学者〕 
 この授業はディプロマポリシーの「時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な能力を身につけている」に対応しています。
〔2023年度入学者〕 
 この授業はディプロマポリシーの「時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、大学生としての基礎的なスキルやリテラシーを身につけている」に対応しています。
授業概要
/Course description
 高校までの情報の授業ならびにパブリックリテラシーでも触れた大学での学びで必要となる基礎的スキルをさらに深める応用的な力を養います。情報ツールを用いて自らの力で問題を発見し、必要な情報の収集・分析・判断を行い、また、それらを表現し、発信する力と、情報社会を生きるためのスキルとモラルを身につけていきます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回: 授業ガイダンスと評価について、アカウントの管理(ユーザID/パスワード)
    manaba course、タッチタイピングの確認
第2回: メールの利用とマナー 
     (Gmailの設定確認、ビジネスメールの書き方と注意点)
     Google Driveの使い方
第3回:  Wordの文書作成1   (基本操作と書式設定、段組み、 脚注)
第4回:  Wordの文書作成2(画像、図の挿入)
第5回:  Wordの文書作成3(表)
第6回:  ネット社会の情報モラルと法律、情報セキュリティ
第7回:  Excelの基礎1
              (ワークシートの操作、セル番地、式の入力、オートフィル)
第8回:  Excelの基礎2  (関数)
第9回:  Excelの基礎3(絶対参照と複合参照)
第10回:Excelの基礎4(グラフ作成-1)
第11回:Excelの基礎5(グラフ作成-2)
第12回:Excelの基礎6(順序と並べ替え) 
第13回:Excelの基礎7(複雑な処理)
第14回:最終課題の提出と期末テスト
第15回:フィードバック

授業内容は授業の進度によって変更することがあります。
準備学習・履修上の注意
/Notices
 この授業は演習が中心になるため、全回出席することが基本になります。授業開始時に小テストがあります。遅刻をすると小テストを受けることができません。授業では毎週提出課題があります。欠席した場合には、授業で実施した演習課題を自分で調べ、自ら遅れを取り戻して次の授業に出席する姿勢が求められています。なおこの授業は各回の予習復習にかかる時間は4時間程度と想定しています。

【授業外学修の内容】
 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
またこの授業は毎週の課題をこなすために、タッチタイピングとPCのマウスの操作がスムーズにできることが重要になります。これらの操作が苦手な方は、自宅のPCや大学情報教室のPCを使って、タイピング練習をしてください。英語入力でタッチタイピングができることがのぞましいです。授業の中でもキーボードのホームポジションの確認とタッチタイピングの練習をしますが、この授業を受講する前にマスターしておくと、余裕をもって授業に参加することができます。

 また自宅で学習(予習/復習)をする場合は、各自のPCにブラウザのChromeを揃え、Office(Word, Excel)をインストールしておいてください。Officeは大学が提供するMicrosoft 365を推奨しますが、自身で購入したOffice製品でも可能です(ただし授業の実習で前提とする条件と異なるため、Windows版については Office 2016以前のバージョン、Macintosh版についてはOffice 2016 for Macないしそれより古いバージョンはさらにOffice互換ソフト(Libre OfficeやGoogleドキュメント、Googleスプレッドシートなど)は不可とし、大学が提供するMicrosoft 365を導入することを推奨します。iPadやスマートフォンなどの携帯端末用のOfficeでは、機能が制限されているため(主にビューアー機能)、課題をすることはできませんのでご注意ください。必ずPC用のOfficeで課題を行ってください。)
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
 2回目の授業までに教科書(電子版)を揃えておいてください。
再履修の学生については、以前、情報リテラシで購入した教科書(電子版含む)
がある場合はそれを使用してください。新たに購入する必要はありません。
わからない場合は担当者に問い合わせてください。

 『<改訂3版> 情報モラル&情報セキュリティ』
   著作:富士通エフ・オー・エム株式会社   FOM出版
   ISBN:978-4-86510-419-6 (電子版)

その他、授業中に資料と課題プリントを配布します。
配布されたプリントを綴じるためのファイルなどを必ず用意し、
なくさないようにして下さい

【参考書】 授業中に必要に応じて紹介します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法・評価基準】
   授業で提示された課題の提出+小テストの成績+タイピングテスト=(70%)、
 最終課題+期末テスト=(30%)
 これらの合計が6割以上で単位認定を行います。

【注意事項】
・小テストは毎回行われます。
・課題の提出や小テストが規定数に達していない場合は、
 期末テストの受験資格はありません。
・出席点はありませんが、規定の回数以上、出席が無い場合は評価されません。
・遅刻の減点はありませんが、遅刻した場合は小テストを受験することは
 できません。
・公欠等で欠席の場合でも、お休みをした回の課題提出が求められます。
・出席(欠席)回数の問い合わせは受けません。出欠管理は各自で行ってください。
・授業内でタイピングテストを3回実施します(予定)。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
 授業最終日に行います。
備考
/Notes
要素Ⅱ(学問の作法)/要素Ⅲ(基礎的素養)
この授業は主に「manaba course」を利用した対面授業として実施する。

科目一覧へ戻る