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科目一覧へ戻る | 2022/09/16 現在 |
科目名/Course title | 情報活用演習B/Exercise in Information Literacy (B) |
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担当教員(所属)/Instructor | 伊東 久美子 (基礎教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2022年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 水/WED 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
Scratchプログラミング |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
2020年より学校教育でプログラミングが必須化され、プログラミング教育が注目を集めています。そこでこの授業では、学校教育で用いられているScratchを取り上げ、初心者がプログラミング技術の習得を図ることを目的とします。 なお、この授業はディプロマポリシーの「時代を超えて普遍的に求められている教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な能力を身につけている」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
まず、Scratchの基本ブロックを用いたプログラミングを行い、文法やアルゴリズムの基本を学びます。課題として与えられた簡単なアニメーションやゲームのプログラムをミスなく作ることで、論理的な思考を身に着けることが出来ると考えています。 次に総合制作演習を行い、これまで学習した知識や技術をもとに自分で企画した作品を作成します。試行錯誤しながら作品を完成させることが、技術の習得や問題解決能力を身に着けることに役立つと考えています。発表会で完成した作品のデモを行い、意見交換します。 最後に機械学習のプログラムについて学び、現在注目されているAIプログラミングを体験します。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:オリエンテーション、子ども向けのプログラミングツールとScratch オブジェクト指向プログラミング 第2回:Scratchプログラミング1 (ダンスを踊るプログラム、パラパラ漫画のプログラム、繰り返し) 第3回:Scratchプログラミング2 (魚食いゲームのプログラム1、猫歩きのプログラム、if、乱数、流れ図) 第4回:Scratchログラミング3 (メッセージを使ったプログラム、背景を変えるプログラム、イベント) 第5回:Scratchプログラミング4 (魚食いゲームのプログラム2、占いのプログラム、変数とスコア、入力) 第6回:Scratchプログラミング5 (クイズのプログラム、記憶する猫のプログラム、タイマー、リスト) 第7回:Scratchプログラミング6 (数当てゲーム、落ち物ゲーム、繰り返し、条件分岐) 第8回:Scratchプログラミング7 (正多角形を描くプログラム、フラクタル、関数、再帰処理) 第9回:Scratchプログラミング8 (ゲームのプログラム、クローン、共有とリミックス) 第10回:Scratchプログラミング9 (楽器を演奏するプログラム、ビジョンセンサー、拡張機能) 第11回:総合制作演習1(企画書) 第12回:総合制作演習2(制作) 第13回:総合制作演習3(報告会) 第14回:Scratch AIプログラミング 第15回:フィードバック 授業日程は、進行度によって前後する場合があります。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
この授業は実習が中心になるため、全回出席することが基本になります。さらに、技術の習得には授業のみでなく自宅での予習復習が重要で、特に復習は教科書や資料を読んで知識を得るだけでなく、実際にPCを使用して演習を行う必要があります。もし欠席した場合には、授業で実施した課題を自分で調べ、自ら遅れを取り戻して次の授業に出席する姿勢が求められています。また、わからないことが出てきたら、すぐに担当教員に申し出て習得しておくようにしてください。 なお、この授業は「情報リテラシー」の授業を基礎としており、予習復習にかかる時間は1時間程度と想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 1)「Scratchで学ぶプログラミングのアルゴリズムの基本」改定第2版 日経BP 2300円 中植正剛、太田和志、鴨谷真知子、ISBN978-4-8222-8617-0 2)「創造的コンピューティング」 ハーバード大学教育学大学院(Web資料) 【参考書】 1)「Scratchで始める機械学習-作りながら楽しく学べるAIプログラミング」 オライリージャパン 2200円 石原純也、倉本大資、ISBN978-4-87311-918-2 2)「ScratchでAIを学ぼう ゲームプログラミングで強化学習を体験」 日経BP 2090円 伊藤真、ISBN978-4-296-10694-3 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 課題提出(75%)、総合制作演習(企画書、成果物、発表)(25%) 【評価基準】 課題提出、成果物と企画書、発表 合計が6割以上の学生に対し、単位認定を行います。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 授業最終日に行います。 |
備考 /Notes |
要素III(基礎的素養) この授業は当該内容に関する民間企業での実務経験を持つ教員による授業であり、実際の現場での経験を活かした実践的内容を含む授業を行うものである。 |