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科目一覧へ戻る | 2023/03/18 現在 |
科目名/Course title | スポーツ科学概論/Introduction of Sports Sciences |
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担当教員(所属)/Instructor | 吉成 啓子 (基礎教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2023年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 火/TUE 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
ねらい(一般目標): スポーツ・身体運動・健康をキーワードとして、とくに女性の心身の特性を踏まえたスポーツ・トレーニングの理論、 およびそれに基づく具体的方法を理解する。 達成目標(観点別行動目標): 1.自分の体力の現状値を客観的に評価できる。 2.健康につなげるためのスポーツ科学の理論が理解できる。 3.間違った減量法を見抜くことができる。 4.過食症と拒食症の違いが理解できる。 5.骨粗鬆症の予防法が理解できる。 6.女性の心身、男性の心身の特徴が理解できる。 7.国際社会におけるスポーツの問題点を列挙できる。 8.からだとこころを全部含め、問題点を自分で見つけて自分で解決できる。 9.広い視野のもとに、現象を総合的に分析できる。 〔2022年度以前入学者〕 この授業はディプロマポリシーの「時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な能力を身につけている」に対応しています。 〔2023年度入学者〕 この授業はディプロマポリシーの「時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、大学生としての基礎的なスキルやリテラシーを身につけている」に対応しています。 |
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授業概要 /Course description |
身体運動には、スポーツ活動だけでなく、健康の維持・増進、あるいは障害予防のための運動や、日常の生活動作も含まれます。運動不足病が問題になっている現代社会において、文化的で健康な生活を送るためには、身体運動のメカニズムや生理的作用、心身両面の健康との関わり、スポーツの社会・文化的意味などについて、実際にからだを動かしながら理解しておく必要があります。 一方、女性のからだは男性とは質的・量的にも異なる特性を有しています。また、心理・思考・行動パターンにも女性の特性が見られます。そのような心身の女性の特性を理解し、その特性に即した身体運動の適切なあり方を見すえることは、女性の能力をより大きく発揮させることになるとともに、身体運動に伴う健康障害・事故の事例を減らすことにもつながります。 本コースでは、そうした観点から、講義(演習)だけでなく運動を体験する中(課題で実践)で、女性の身体運動に関する理解を深めます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ガイダンス。「生涯スポーツ」について 第2回:体力について (自分の体力を知る:簡易体力テストの理解と実践) 第3回:スポーツ科学への招待 第4回:筋肉とエネルギー代謝機構 第5回:体脂肪について 第6回:骨粗鬆症と運動 第7回:摂食障害について 第8回:運動・スポーツにおける男女差 第9回:スポーツ科学の表と裏 〜ドーピング〜 第10回:スポーツと政治 第11回:学生発表① 第12回:学生発表② 第13回:近代スポーツことはじめ 第14回:女性とスポーツのあゆみ 第15回:まとめ:運動がからだに与える効果 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
【授業外学修の内容】 1. 授業で取り扱うテーマについて事前に調べておきましょう。 2. 授業時間に興味を持ったことや疑問に思ったことについて、調べたり、参考図書を読んで理解を深めましょう。 *各回の授業外学修時間の目安は60分程度。 *授業計画における内容は変更が生じる可能性があります。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特になし 必要に応じ紹介する。 【参考書】 來田享子編著.『女性スポーツ白書』大修館書店,2001. 松瀬学著.『五輪ボイコット』新潮社2008. 沢木耕太郎著『オリンピア 〜ナチスの森で〜』集英社,1998. 田中良子著『不滅のランナー 人見絹枝』右文書院,2018. |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業への参加意欲・貢献度:45%、レポート:20%、 口頭発表:15%、リアクションペーパー:15 %、manabaコースへのアクセス度5%などにより総合的に評価する。 【評価基準】 1.女性の身体を理解することができたか。 2.スポーツ活動への関わりにおけるメリット及びデメリットを学び、生涯を通してスポーツ活動に積極的に参加する意義を理解することができたか。 3.これからの生涯を通して、自分がどのようにスポーツ活動と関わればいいのかを考えることができたか。 【課題に対するフィードバックの方法】 授業内でレポートなどに対する解説を行います。 |
備考 /Notes |
要素Ⅲ(基礎的素養) 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 *教職をとる人は必修科目となります。 ※2021年度以前「身体運動の科学」(3単位)既習者は履修不可 |