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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 基礎講読B/Basics of Japanese Literature (B) (Lecture)
担当教員(所属)/Instructor 佐藤 ゆかり (文学部国語国文学科)
授業科目区分/Category 国語国文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 月/MON 3
対象所属/Eligible Faculty 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
遠藤周作『海と毒薬』を読む
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
遠藤周作の『海と毒薬』を精読し、作家、時代背景、同時代評、叙法、文学史的背景、キリスト教との関わり、先行研究等も含めた、基礎的、総合的な研究方法と共に、多角的に読み解く視点を身につける。

授業概要
/Course description
遠藤周作の長篇小説『海と毒薬』を通して、遠藤の小説の叙法、構造、〈日本人とキリスト教〉というテーマ等を取り扱う。なお、履修者の人数等によって、授業計画を調整することがある。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:ガイダンス 授業内容、注意点について
第2回:遠藤周作について
第3回:第一章 海と毒薬 八月、…
第4回:Ⅰ「おやじの回診…」
第5回:Ⅱ 本当にみんなが
第6回:Ⅲ「五十六億七千万…」
第7回:Ⅳ手術の失敗は…
第8回:Ⅴおばはんの…
第9回:第二章 裁かれる人々 Ⅰ 看護婦
第10回:Ⅱ 医学生
第11回:Ⅲ 午後三時
第12回:第三章 夜のあけるまで Ⅰ 午後三時…
第13回:Ⅱ 手術室を…
第14回:遠藤周作作品について討論
第15回:まとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
【授業外学修の内容】
授業で扱う箇所を読んでおくこと。
(予習)次回に取り扱う箇所を読んで、あらすじ、雰囲気をつかんで出席すること。
(復習)授業後は講義内容をふまえたうえで作品を読み直し、気づいた点や問いをまとめること。
各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
遠藤周作『海と毒薬』新装版 講談社文庫 2021
ISBN  978-4-06-276925-9

【参考書】
授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
レポート(40%)、授業期間中に3回提出する小レポート課題(30%)、授業への参加度(30%)により総合的に評価する。

【評価基準】
レポート:授業で扱ったテーマを理解し、適切な課題設定がなされており、序論・本論・結論の構成に沿ってレポートを作成している。
小レポート:授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できる。
授業への参加度:積極的に発言し、授業へ参加している。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
授業の冒頭に前回の小レポートへの意見についてコメントを返す。レポートにコメントを返す。
備考
/Notes
この授業はディスカッションを取り入れている。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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