科目名／Course title	テーマ別研究Ⅰ／Introduction to Thesis Writing Ⅰ
担当教員（所属）／Instructor	武田　加奈子 (文学部国語国文学科)
授業科目区分／Category	国語国文学科専門科目
授業形態／Type of class	演習
開講期／Semester	2025年度／Academic Year 　前期／SPRING
開講曜限／Class period	木/THU　2
対象所属／Eligible Faculty
対象学年／Eligible grade	3年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	研究方法を学ぶ
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	「テーマ別研究Ⅰ」は、２年次「総合研究Ⅰ・Ⅱ」で示された国語国文学科の学びの諸領域の中から、自分の興味・関心によって選択したテーマを深く掘り下げる、専門性の高い演習科目です。日本語・日本語教育分野でよく利用される研究方法を学び、卒業論文の調査で用いることができるよう、理解を深めます。また、上級生と一緒に授業を受けることで共に学び、考える力を養います。
授業概要 ／Course description	日本語・日本語教育の分野で研究するときの調査方法にはどのようなものがあるのかをテキストをもとに概観します。自己の興味関心のあることを解明するのに適した調査方法はどのタイプであるか、卒業論文の執筆時に選択できるように具体例から学びます。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第1回：ガイダンス　テキスト紹介 第2回：卒論のテーマ選び、執筆について 第3回：卒論テーマ発表（4年生） 第4回：量的研究／コーパスの利用 第5回：量的研究／質問紙法 第6回：質的研究／インタビュー法 第7回：質的研究／ライフストーリー・インタビュー 第8回：質的研究／会話分析 第9回：質的研究／さまざまなインタビュー 第10回：質的研究／会話分析 第11回：卒論中間発表①（4年生） 第12回：卒論中間発表②（4年生） 第13回：卒論中間発表③（4年生） 第14回：先行研究調査 第15回：統括／レポート〆切
準備学習・履修上の注意 ／Notices	◆各自、問題意識をもって積極的に授業に参加することを望みます。 ◆履修者でテキストを分担・発表するが、発表者以外も事前に資料を読んでディスカッションに参加できるように準備しておいてください。 ◆各回の予習・復習に平均して4時間程度かかると想定されます。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。 授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 参考書に挙げている本を使いますが、授業では必要な部分をコピーして配布します。 【参考書】 末田清子・抱井尚子・田崎勝也・猿橋順子（編著）　『コミュニケーション研究法』　ナカニシヤ出版　2011 ネウストプニー・宮崎（共編著）　『言語研究の方法』　くろしお出版　2002
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 授業への参加度（40％）、発表の準備・完成度（30％）、期末レポート（30％）などにより総合的に評価します。 総合評価６割以上で単位を認定します。 【評価基準】 授業への参加度：予習し、ディスカッションに積極的に参加している。 発表：担当部分の資料をよく読み、レジュメをきちんと用意できている。 期末レポート：課題の意図を正しく理解し、自分の意見をまとめられている。 【課題に対するフィードバックの方法】 後期開講のテーマ別研究Ⅱでコメントする。
備考 ／Notes	・この授業には、ディスカッション、発表（プレゼンテーション）の要素を取り入れています。

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html