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科目一覧へ戻る | 2020/12/07 現在 |
科目名/Course title | 基礎演習(近代)Ⅰ/Basics of Japanese Modern Linguistics and Literature Ⅰ (Seminar) |
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担当教員(所属)/Instructor | 岡野 幸江 (文学部国語国文学科) |
授業科目区分/Category | 国語国文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
近代文学の名作を読む |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、まず作品をよく読んで内容を理解したうえで、表現の意味するもの、論点、主題などを分析し、読解力を高めることを目指します。また、作品を分析鑑賞するにあたって必要な参考文献の調べ方、見つけ方などについても学び、レポートの作り方、報告の仕方などについても学んでいきます。 この授業はディプロマ・ポリシー中の「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」、および「専攻する言語について、高度なコミュニケーション能力を身につけている」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
具体的には明治時代の名作、樋口一葉の「たけくらべ」をとりあげてみたいと思います。今日の作品と比較すると文体も難しいため、まず、現代語訳を各自行ったうえで、読解を進めていきたいと考えています。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
本来、授業は演習なので、それぞれの作品ごとに担当者を決め、内容をよく把握し、論点や感想などをまとめたレジュメを作成してそれに基づいて報告、全体で議論する形をとります。 しかし、対面授業ができないので、各回でとりあげる作品を各自読んで、疑問や感想を報告してもらいます。 第1回 ガイダンス、 第2回 作家・作品について、参考文献の調べ方、見つけ方 第3回 樋口一葉「たけくらべ」一 第4回 樋口一葉「たけくらべ」二 第5回 樋口一葉「たけくらべ」三、四 第6回 樋口一葉「たけくらべ」五、六 第7回 樋口一葉「たけくらべ」七、八 第8回 樋口一葉「たけくらべ」九、十 第9回 樋口一葉「たけくらべ」十一、十二 第10回 樋口一葉「たけくらべ」十三、十四 第11回 樋口一葉「たけくらべ」十五、十六 第12回 まとめ 第13回 まとめとフィードバック ※これに加え、以下をテーマにした、授業に相当する2回の課題提出を別途求めます。 (1)樋口一葉について調べ、どういう女性作家かまとめなさい(800字程度)。 (2)「たけくらべ」の梗概(400字程度)をまとめたうえ、作品についての感想(400字程度)を書きなさい。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
とりあげる作品については必ず事前に読んで、一人一人が問題意識を持って参加し、疑問点や感想などを用意し、主体的に授業に臨んでほしいと思います。 本来は、授業内で活発な議論が行われることを期待しますが、対面授業ができないので、より一人一人の主体的な学修を期待します。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書/Text books】 樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』(新潮文庫) 【参考書/Reference books】 開講時に指示します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法/Evaluation】 期末レポートの成績および毎回の授業課題への取り組み。 試験(40%)、 授業への参加度(60%) 【評価基準】 期末レポート :授業で扱った作品について深く理解し、自論を展開できる。 授業参加度 : 授業課題の提出状況と内容 ※上記評価方法は、オンライン授業の性格上変更となります。 |
備考 /Notes |
◆本授業は、主にmanaba folio を利用した遠隔授業として実施する。 |