![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | キャリア研究/Introduction to Career Education |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 荒井 明 (文学部国語国文学科) |
授業科目区分/Category | 国語国文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 水/WED 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
-「激動の変化の時代」におけるキャリアデザインと未来の働き方- |
---|---|
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業は、一般企業における実務経験のある教員による授業であり、業務の経験を生かしてキャリア形成に関する実践的授業を行うものです。 「キャリア」という言葉が日本に導入されて約20年。人はこの世に生まれ、家庭環境から影響を受け、学校で教育を受け、学ぶ場から就労への移行を経験する。自身のライフイベントにより途中で仕事を変えることも、中断することもある。人生100年時代といわれるように、長い人生のなかでどのように生きていくのか、どのような進路・職業を選択するのか、どのように自身のキャリアを築いていくのか、という問いは個々人にとって非常に重要なこととなる。 この授業では、以下の目標のもとで、自分の人生を考え、自分にとって最善の進路・職業選択をし、自身の「キャリア」を具体的に築き考えるための知識、技法等を提供する。 具体的な目標 ①Scool-to-Workの移行期になすべきことを学ぶ、 ②キャリアを取り巻く環境の変化を認識する、 ③キャリア理論を通じて自己のキャリアを再考する この授業は、「Work career」と「Life career」を理解し、働く意義と働き方を考え「自らのキャリアを形成する」ことの重要性を知ることを目的とする。 |
授業概要 /Course description |
この授業は一方的な講義形式ではなく、参加型かつ双方向の授業形式を主眼としている。 授業の前半では、「社会理解」と「職業理解」を中心にキャリアについての基本的な考え方、働く意義、現在の日本における働き方・働かせ方などビデオを含む講義形式で進め、後半は「自己理解」と「自己表現」を中心に、キャリアに関連する理論的アプローチを土台に、実践的なプログラムを展開していくこととする。また、本学出身の先輩による講演会を行い自身のキャリア形成にヒントに繋がる授業も展開する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
(これは現時点の計画であり、参加者の状況や進行上の都合により変更することがある) 第1回:ガイダンス(授業の狙いと位置づけ、成績評価の方法、先輩たちの進路・就職状況、大学卒業時の進路選択・就職活動の実際と意味、大学生活をどう過ごすか、等) 第2回:「キャリア」とは何か 第3回:労働の二面性 第4回:日本の雇用システムと自律的キャリアデザイン 第5回:社会が求める能力 第6回:雇用環境の変化と多様化した雇用形態(ワークルールの基礎知識) 第7回:課題探求力演習 第8回:「キャリア」に関連する理論的アプローチ 第9回:「キャリアアンカー」と「キャリアプラン」 第10回:自己の意思決定とダイバーシティ 第11回:先輩と語る「卒業生OG講演会」 第12回:自己理解と他者評価 第13回:アカデミックライティングとビジネス文書の基本 第14回:グループディスカッション演習 第15回:試験とまとめ、フィードバック |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
各授業における授業外学習時間は4時間程度かかると想定される。 ・授業外学習 ① 新聞記事(興味のある企業・業界とそれを取り巻く経済・政治・教育などの関連記事のスクラップの作成 第15回授業時に提出 ② 授業内で指定した番組の視聴と感想文の提出(2回)第15回授業時に提出 ・課題 第1回課題「キャリア理論を用いた自己分析」(第8回に提示、第11回に提出) |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 『キャリア基礎講座テキスト(玄田有史監修、荒井明著、日経BP社)』 【参考書】 『ドリル式SPI問題集(柳本新二著、長岡出版)』 (第15回の最終確認テストを受験していただくための参考書になります。) |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業参加度(30%、リアクションペーパー含む)、課題(20%、レポート1回)、授業外学習(30%、OG講演会の感想文、ライフキャリアプランシート、TV視聴感想文、スクラップブック)、試験(20%、SP小テストI、最終確認テスト等)。 総合評価60%以上とする。なお、特段の理由なく3分の1以上欠席した場合及び課題や授業外学習の成果物が未提出の場合は単位の取得ができない。 【評価基準】 課題レポートは、内容及び論理的構成と文章力を総合評価する。 【試験に対するフィードバックの方法】 理解度到達度確認テストはmanabaで実施し、15週に解答の解説を行う。 |
備考 /Notes |
◆この授業は、キャリアコンサルタントの資格を持ち、百貨店にて人事部経験のある教員による授業であり、実践的授業を行うものである。 ◆この授業には次の要素を取り入れています。 【グループワーク】 【発表(プレゼンテーション)】 【1分間・2分間スピーチ】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html