科目名／Course title	中世文学講義ＢⅡ／Japanese Literature: the Kamakura/Muromachi Eras (Lecture) B Ⅱ
担当教員（所属）／Instructor	高木　周 (文学部国語国文学科)
授業科目区分／Category	国語国文学科専門科目
授業形態／Type of class	講義
開講期／Semester	2025年度／Academic Year 　後期／AUTUMN
開講曜限／Class period	月/MON　2
対象所属／Eligible Faculty	文学部国語国文学科／Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科／Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科／Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科／Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科／Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科／Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年／Eligible grade	2年 , 3年 , 4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	旅の表現
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	・中世文学の旅の表現の傾向を理解する。 ・中世の和歌、日記、物語、能楽の表現の特徴を理解する。
授業概要 ／Course description	中世文学は旅の表現が豊かです。旅人がふるさとを恋しがり、行く先々の風景を歌い、人生と死に思いを馳せることを描く作品を読み解きます。旅多き歌人である西行法師の歌をはじめ、勅撰和歌集の旅の歌や、『十六夜日記』、『平家物語』、能楽など、多様な表現を読みます。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第1回：授業概容 第2回：西行『山家集』の旅①海と月 第3回：西行『山家集』の旅②熊野詣で 第4回：西行『山家集』の旅③みちのく 第5回：『新古今和歌集』①旅立ちの別れ 第6回：『新古今和歌集』②道中 第7回：『十六夜日記』①阿仏尼と家族 第8回：『十六夜日記』②道中の歌 第9回：『十六夜日記』③西行との関わり 第10回：『十六夜日記』④鎌倉滞在 第11回：『玉葉和歌集』①京極派 第12回：『玉葉和歌集』②船旅 第13回：『平家物語』の旅 第14回：能『隅田川』の旅 第15回：まとめ
準備学習・履修上の注意 ／Notices	予習は下記の参考書の授業で扱う部分を読んでおくこと。 復習として授業のプリント・パワポを見直し、参考書を読んでおくこと。 各授業における予習復習時間数の平均は４時間程度を想定。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 授業時にプリントを配布。 【参考書】 久保田淳・吉野朋美「西行全歌集」岩波文庫、２０１３ 岩佐美代子ほか校注訳「中世日記紀行集」新編日本古典文学全集、小学館、１９９４ 久保田淳 訳注「新古今和歌集　上下」角川学芸出版、２００７ 新日本古典文学大系(岩波書店)、和歌文学大系(明治書院)
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 ・授業への参加度　30% ・期末レポート　70% 【評価基準】 ・授業への参加度　質問に答え、リアクションペーパーで作品に関する理解、意見を述べているか。 ・レポート　作品について理解し、関連文献も調べた上で、自分なりの考えを説明できているか。 【課題（試験やレポート）に対するフィードバックの方法】 課題、リアクションに対し、コメントを授業またはマナバで示す。
備考 ／Notes	【討議（ディスカッション、ディベート）を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表（プレゼンテーション）を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html