科目名／Course title	国語学特講（現代語文法）Ⅱ／Grammar of Contemporary Japanese Ⅱ (Specialized Lecture)
担当教員（所属）／Instructor	石﨑　晶子 (文学部国語国文学科)
授業科目区分／Category	国語国文学科専門科目
授業形態／Type of class	講義
開講期／Semester	2025年度／Academic Year 　後期／AUTUMN
開講曜限／Class period	水/WED　3
対象所属／Eligible Faculty
対象学年／Eligible grade	2年 , 3年 , 4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	外国語としてみた日本語
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	ふだん無意識に使っている日本語を、外国語として捉えなおし、そこにある規則性を意識化するために必要な知識・方法を身につけること、また、日本語学習者の立場に立って、学習の過程、困難点を考察することの2つを目標とする。
授業概要 ／Course description	外国人のための初級日本語教科書の一つを教材として、日本語を外国語として見た場合の言語規則、教科書での扱い方等の分析を通して、日本語の特徴を考える。 また、言語に関連する様々な文章を読むこと、日本語学習者が書いた文の添削等を通して、日本語を客観的にみる能力を養う。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第1回：　初級後半で学ぶ動詞の活用形、可能形 第2回：　意向形 第3回：　授受 第4回：　文の接続 第5回：　伝聞・推量・比喩 第6回：　自動詞と他動詞／漢字学習と自他動詞 第7回：　地域社会と日本語教育 第8回：　敬語 第9回：　受身／レポート作成の注意点 第10回：　使役 第11回：　使役受身／視点 第12回：　発表 第13回：　くだけた話し言葉 第14回：　復習 第15回：　期末試験とまとめ ※ 復習のため、毎回、クイズを行う。（Google フォームを使用する予定） ※ 発表は、全体で取り扱う主項目以外の項目を、1人1項目担当し、それについて調べ、発表する。
準備学習・履修上の注意 ／Notices	毎回、予習、および言語学習について考える参考にするための宿題を出す。 日本語の規則を学ぶ「現代語文法」の授業は、実際の教え方を学ぶ「日本語教育教授法」と連携している。自分が教える立場に立った時のことを念頭において授業に臨むこと。 各授業における予習復習時間の平均は4時間程度の予定。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 坂野永理・池田庸子・大野裕・品川恭子・渡嘉敷恭子著『初級日本語　げんきⅡ［第3版］』　The Japan Times 【参考書】 授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 期末試験 40%、クイズおよび課題、発表 50%、授業への参加度 10% 【評価基準】 試験・クイズ：授業で扱ったテーマに関する問題を的確に理解し、自分の言葉で説明できる。 課題：それぞれの課題で提示されたポイントに沿って的確に作成されている。 授業への参加度：積極的に発言し、授業に参加している。 【課題（試験やレポート）に対するフィードバックの方法】 テスト：　回答の解説を行う。 クイズ：　採点後、回答の解説を行う。 課題：　コメントを記入し、返却する。
備考 ／Notes	【グループワークを取り入れている】 【発表（プレゼンテーション）を取り入れている】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html