科目名／Course title	日本語史Ⅰ／History of the Japanese Language Ⅰ
担当教員（所属）／Instructor	常盤　智子 (文学部国語国文学科)
授業科目区分／Category	国語国文学科専門科目
授業形態／Type of class	講義
開講期／Semester	2025年度／Academic Year 　後期／AUTUMN
開講曜限／Class period	水/WED　5
対象所属／Eligible Faculty	文学部国語国文学科／Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科／Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科／Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科／Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科／Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科／Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年／Eligible grade	2年 , 3年 , 4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	日本語史と外国資料
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	日本語史という立場から、外国人が日本語をどのように研究し、学習してきたかということに関する諸問題を各種資料を読みながら考えます。　 外国人の日本語研究や日本語学習に関する資料についての基礎的な知識を修得した上で、これらの資料を日本語史の中に正しく位置づけ、その特質や意義を説明できるようになることを目標とします。
授業概要 ／Course description	各時代の外国人による日本語研究資料や日本語教育に関する資料の特徴・意義を学びます。 各回ごとに、提示資料に基づいて学生自身に各資料の位置づけやその研究方法について考えてもらう時間をもちます。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第1回：授業概要　受講方法の確認   第2回：外国語からみた日本語 第3回：年表についての解説 第4回：中国資料から見た日本語研究 第5回：朝鮮資料から見た日本語研究 第6回：キリシタン資料から見た日本語研究 第7回：鎖国期の西欧諸国における日本語研究 第8回：鎖国期の日本人による外国語学習 第9回：幕末・明治の外国人による日本語研究 第10回：幕末・明治の日本人による英語学習 第11回：明治以降の日本語教育 第12回：第二次世界大戦後以降の日本語教育 第13回：日本語教育の現在とこれから 第14回：講義のふりかえり　確認テスト 第15回：フィードバックとまとめ
準備学習・履修上の注意 ／Notices	資料配布や課題提出にはmanabaを利用します。 毎回、トピックに沿った配布資料についての課題提出、確認テストへの参加が必要です。 各回の授業外学習時間（予習・復習）は参考資料や辞書等を用いた学習で平均４時間程度必要であると想定されます。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書／Text books】 適宜プリントやURLを配布します。 【参考書／Reference books】 日本語学会編．『日本語学大辞典』．東京堂出版．2018年． 飛田良文ほか編．『日本語学研究事典』．明治書院．2007年． 佐藤武義ほか編．『日本語大事典』．朝倉書店．2014年． このほか授業中に適宜紹介します。
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 (1)各回の課題　60% (2)確認テスト　40% これらを総合評価し、評価60％以上で合格とします。 【評価基準】 (1)各課題について、提示資料を理解しているか (2)各課題について、適切な問題点をとりあげることができるか　 (3)各課題について、自分自身の視点から論じることができるか (4)授業で扱ったトピックについて十分理解できているか 【課題（試験やレポート）に対するフィードバックの方法】 内容に合わせて、授業全体、または個別に対応します。
備考 ／Notes	【ICTを活用した自主学習支援を取り入れている】 大学の授業実施方針の変更があった場合、【ICTを利用した双方向型授業】を取り入れることがあります。

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html