![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 書道/Japanese Calligraphy |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 中野 和博 (文学部国語国文学科) |
授業科目区分/Category | 国語国文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 火/TUE 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
書の古典を臨書し、書法を学ぶ。 |
---|---|
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
毛筆の特性である弾力性(バネ)を生かした用筆(筆使い)と運筆(筆の運び)の基本を理解、習得する。 |
授業概要 /Course description |
書の基本的点画の用筆習得に重点を置く。楷書・行書を中心に古典(過去の優れた作品)を素材に実技により学ぶ。また、現在使用されている楷書・行書の成立を古文体(篆書・隷書)や草書の実技等を通し理解していく。各書体共基本練習から入り、初めて書く書体にも対応していけるように配慮する。 各書体の基本用筆を主に進めていく。毎時間ごとにその日のポイントを説明し、特徴・注意点を挙げ範書する。それを参考に各自練習し作品をまとめる。机間巡視でアドバイスを与える。希望者には朱を入れて添削する。ほぼ毎時間ごとに半紙作品を提出。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 授業説明、用具用材、書体の歴史 第2回 楷書 執筆法、毛筆の弾力性、古典、臨書・鑑賞 第3回 〃 楷法の極則「九成宮醴泉銘」 第4回 〃 字形のとり方「孔子廟堂碑」 第5回 〃 細太変化「雁塔聖教序」 第6回 行書 特徴、基本用筆 第7回 〃 練習「集字聖教序」 第8回 〃 連続リズム「蘭亭序」 第9回 〃 日本の行書「風信帖」 第10回 草書 特徴、練習「書譜」 第11回 〃 書中の龍「十七帖」 第12回 篆書 蔵鋒、中鋒 第13回 隷書 波勢、波磔 第14回 篆隷 字形のとり方 第15回 漢字五体総括 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
書道用具は各自用意。(前もって書道用具の手入れを。特に筆の確認をすること。) 他に半紙、筆記用具。墨液使用可。書道用具は教室内ロッカーに保管可。 本授業の予習・復習にはおおむね1時間を想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業にて適宜指示する。毎時間プリント配布。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 提出作品(85%)、授業への参加(15%)。定期試験は実施しない。 【評価基準】 提出作品:課題の理解度・達成度。課題の特徴をどれだけ理解し、表現出来ているか。(いわゆる「上手・下手」ではない) 授業への参加:添削や助言を受ける等を積極性として評価する。 【課題に対するフィードバックの方法】 提出作品はコメントを書いて次回授業で返却する。 |
備考 /Notes |
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 この授業は中学高等学校における講師としての実務経験のある教員による授業であり実際の教育現場における教育指導経験を生かして実践的授業を行うものです。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html