シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title フランス語発展総合ⅡA/Advanced French ⅡA
担当教員(所属)/Instructor 羽生 敦子 (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 水/WED 1
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
フランス語を使いこなす
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
フランス語発展総合IIAとIIBは、共通の教科書を使用して連携授業を行います。IIAを日本人教員が担当し、IIBをフランス人教員が担当します。
これまでのフランス語学習で学んだことを応用しながら、フランスで作られた外国人向けのフランス語学習教科書を使って、語彙・文法・表現能力をさらに高め、クラスのレベルに応じて、「ヨーロッパ言語共通参照枠」のA2~B1程度の4技能(読む・書く・話す・聞く)を身に着けることを目標とします。
授業概要
/Course description
2年生の後期から使用している教科書 Maestro2 の続きで、8課から23課までを学習します。
 各課ごとに出てくるフランス語での対話場面を主な素材として、「読み、書き、話し、聞く」というコミュニケーションの能力を高めるようなさまざまな練習を行います。
 対話場面の理解や語学・文法的解説、さらにそれに付随した基礎的練習は日本人教員が担当し(IIA)、それを発展させるような形で、応用的な訓練をフランス人教員がおこないます(IIB)。どちらの練習でも、現代フランス社会の多様な側面が話題となります。
 また、日本人教員の授業では、教科書中あるいはそれ以外の少しまとまった文章を読み、それにもとづいた練習をすることもあります。  
 習熟度別のクラス編成になっているので、各項目に対する重点の置き方、進行の速度などは、クラスの特性、受講者の反応などにより変わってきます。下記のスケジュールは一応の目安です。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:授業内容、注意点の説明  16課
第2回:16課(続き) 17課
第3回:17課(続き)
第4回:18課
第5回:18課(続き) 19課
第6回:19課(続き)
第7回:16課~19課 復習と発展
第8回:20課
第9回:20課(続き) 21課
第10回:21課(続き)
第11回:22課
第12回:22課(続き)  23課
第13回:23課(続き)
第14回: 期末試験と解説
第15回: 期末試験の講評
準備学習・履修上の注意
/Notices
発展総合IIAのほうは、事前に単語・表現の意味は調べ暗記すること、宿題で出た練習問題を確実に解き丁寧に復習することが必要です。発展総合IIBは発展総合 IIAで覚えた単語・表現を用いて実践的な練習を行いますので、予習よりも、授業で学んだ事柄が確実に身に着くように復習に力を入れましょう。またフランスの社会や文化を題材とした長文がテクストには載っています。どの程度扱うかはクラスのレベルによりますが、教員の指示にしたがって意味を把握してから臨んでください。
 3年生になると、表現の単純な反復練習だけでなく、自由度の高いコミュニケーションの訓練も必要にになってきます。それを実のあるものにするためにも、語彙や文法のレベルでの不安は 発展総合 IIA の授業と課題で完全に払拭してから、発展総合 IIB の授業に出席してください。授業はフランス語でコミュニケーションをする貴重な時間ですから、積極的にどんどん発言して授少しでも多く話すようにしましょう。フランス人TAの制度も積極的に活用してくましょう。
 各回の授業外学修時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定されます。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
Durenberger Vincent, Kitamura Ayako (2011) : Maestro 2, Editions Asashi.
(未修者はすでに持っているので購入の必要はありません。既修者のみ購入してください。)
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
課題の提出状況や授業への関与といった平常点、ならびに期末試験によって評価します。評価の割合はクラスのレベルによって異なりますが、平常点30パーセント、試験60パーセント、TCF10パーセントをひとつの目安とします。TCFは評価基準の割合は10パーセント程度ですが、客観的な実力を測定する指標となるので、受験することが単位取得の前提となります。

【評価基準】
評価の重点要素となるのはフランス語の「読み・書き・聞く・話す」に関する習熟度です。
発展総合IIAではおもに語彙・表現・文法等の基礎語学的要素を、発展総合IIBではおもにその語学的要素を用いてフランス語でコミュニケーションを行う実践的運用能力を問います。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
発展総合IIAもIIBも課題の答え合わせや実践的訓練を、口頭によるやり取りを繰り返して行うので、その場で理解度を判断し、適切にアドヴァイスをします。授業最終回では期末試験についてフィードバックを行います。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

科目一覧へ戻る