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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/03/14 現在

科目名/Course title 専門演習E/Reading French Texts (E)
担当教員(所属)/Instructor 加藤 美季子 (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2022年度/Academic Year  通年/ONE-YEAR
開講曜限/Class period 火/TUE 4
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 4年
単位数/Credits 4
副題
/SubTitle
戦後フランスの大衆音楽
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
第2次大戦後にフランスで大衆的に流行した歌の歌詞を原語で読むことにより、歌詞に込められたメッセージを理解し、フランス語の音の美しさを味わうと同時に、それぞれの歌が発表された当時の時代背景についても学びます。
この授業は、ディプロマ・ポリシーの「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」と「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」に対応しています。
授業概要
/Course description
フランスには伝統的に、歌の歌詞を大切にする文化があります。流行歌の歌詞の中にはしばしば、社会で普通に生きる人々の喜び、嘆き、不安、怒りといったものがストレートに現れています。歌詞を原語で読み解くことを通して、各時代を生きた人々の姿を分析していきましょう。
前期は戦後から1967年に流行した歌を、後期は1968年から2000年までに流行した歌を主に扱います。また、学生の希望により、扱う歌を下記に挙げた歌から変更する場合もあります。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:ガイダンス
第2回:第2次大戦後のフランス社会
第3回:1947, Charles Trenet, Douce France.
第4回:1949, Yves Montand, Les Feuilles mortes.
第5回:1950, Édith Piaf, Hymne à l’amour.
第6回:1951, Juliette Gréco, Sous le ciel de Paris.
第7回:1954, Boris Vian, Le Déserteur.
第8回:1962, Françoise Hardy, Tous les garçons et les filles.
第9回:1963, Salvatore Adamo, Sans toi ma mie.
第10回:1964, Sylvie Vartan, La plus belle pour aller danser.
第11回:1964, Georges Brassens, Les Copains d'abord.
第12回:1965, France Gall, Poupée de cire, poupée de son.
第13回:1966, Michel Polnareff, La Poupée qui fait non.
第14回:1967, Claude François, Comme d’habitude.
第15回:前期のまとめ

第16回:前期の復習
第17回:1968, Jacques Dutronc, Il est cinq heures, Paris s’éveille.
第18回:1970, Michel Polnareff, Je suis un homme.
第19回:1973, Serge Gainsbourg, Je suis venu te dire que je m’en vais.
第20回:1973, Jane Birkin, Di Doo Dah.
第21回:1977, Patrick Juvet, Où sont les femmes ?
第22回:1977, Eddy Mitchell, La Dernière séance.
第23回:1980, Julien Clerc, L’Assassin assassiné.
第24回:1986, Carte de séjour, Douce France.
第25回:1986, Les Rita Mitsouko, Les Histoires d’A.
第26回:1990, MC Solaar, Bouge de là.
第27回:1996, Noir Désir, Un jour en France.
第28回:2000, Henri Salvador, Jardin d’hiver.
第29回:後期のまとめ
第30回:1年間のまとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
毎回の授業で、次回に扱う歌の歌詞を配布します。授業に臨む前に、全員が辞書を用いて歌詞を読み込み、指名されたら訳文を発表できるよう準備をしてきてください。
授業以外の学習時間は、週におおよそ1時間半程度を想定しています。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
コピーを配布します。

【参考書】
授業の中で適宜紹介していきます。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
平常点(50%)、前後期末レポート(50%)

【評価基準】
平常点:予習を行い積極的に授業に参加している点、また「授業の振り返り」で自らの考えをしっかりと述べている点を評価します。
レポート:課題に対し真摯に取り組み、自らの考えを自らの言葉で表現している点を評価します。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
各学期末のレポートを返却し、解説します。
備考
/Notes
この授業は、グループワークを取り入れています。

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