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科目一覧へ戻る | 2020/12/07 現在 |
科目名/Course title | 専門演習G(4年)/Reading French Texts (G) |
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担当教員(所属)/Instructor | 福田 耕介 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 通年/ONE-YEAR |
開講曜限/Class period | 水/WED 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 4 |
副題 /SubTitle |
20世紀フランス小説を読む |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
フランソワーズ・サガンの『悲しみよこんにちは』と、フランソワ・モーリヤックの『テレーズ・デスケルー』を精読し、フランス語やフランス文学に関して、テキストを出発点として、特定の問題を掘り下げ、自ら問題を発見して研究し、自分の考えをまとめる力を身につける。 |
授業概要 /Course description |
前期は、サガンの『悲しみよこんにちは』を、若い女性主人公の残酷さというテーマから読み込んでいく。後期は、モーリヤックの『テレーズ・デスケルー』を、やはりヒロインの殺意というテーマから分析していく。プリントでテキストの抜粋を配布し、毎回、ポイントを絞って考察していく。 Zoomで授業を行う。プリント、「招待」とうは、manaba folioに掲示する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:授業の説明。 第2回:サガンについて。第一章冒頭について。 第3回:第一部におけるセシルと父親 第4回:第一部におけるセシルとシリル 第5回:第一部におけるセシルとエルザ 第6回:第一部における父親とエルザとアンヌ 第7回:第一部におけるセシルとアンヌ 第8回:第二部におけるセシルと父親 第9回:第二部におけるセシルとアンヌ 第10回:第二部におけるセシルの策略 第11回:第二部におけるセシルとシリル 第12回:第二部におけるセシルの策略の結末 第13回:アンヌの死のもたらしたもの ※前期はこれに加え、授業に相当する2 回の課題提出を別途求めます。 後期 第1回:モーリヤックについて 第2回:「免訴」による開始(1) 第3回:「免訴」による開始(2) 第4回:「告解」の準備 第5回:テレーズとアンヌ 第6回:テレーズの結婚 第7回:テレーズとジャン・アゼヴェド 第8回:中間テスト 第9回:毒殺の記述(1) 第10回:毒殺の記述(2) 第11回:ベルナールとの対峙 第12回:アルジュルーズ幽閉(1) 第13回:アルジュルーズ幽閉(2) 第14回:パリのテレーズ 第15回:学年末試験 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
配布されたプリントに関して、わからない単語を辞書で引いて、意味を取っておくこと。 授業で扱う二つの作品を、翻訳でもよいので、事前に読んでおくこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】授業時に指示する。 【参考書】授業時に指示する。拙訳も参考にしてください。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 毎回のリアクションペーパーと、中間試験、期末試験とで評価する。試験の方法については、授業中に指示する。 【評価基準】 評価基準、配点については、最初の授業時に提示する。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】毎回リアクションペーパーを返却して、コメントする。 |
備考 /Notes |
毎回、テキストから浮かび上がった問題点について、ディスカッションする。 本授業は 主にManabafolio等を利用した遠隔授業として実施します。 |