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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 専門ゼミⅡ/Seminar (third and fourth years) Ⅱ |
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担当教員(所属)/Instructor | ブルネ トリスタン アンリ (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 水/WED 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
フランスのサブカルチャーから見る諸問題 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、フランスの精神史がどういうふうにそのサブカルチャーにおいて反映されているか、という問題を探りたいと思います。 フランス現代史の基本を知ってから、フランスのサブカルチャーにどのような解釈が出来るか、という試みによって、学生の分析力と解釈力を成長させることが授業の目的です。 |
授業概要 /Course description |
日本から見ると、現代フランスのイメージは非常に複雑です。高級料理やパティスリー、高級ブランドのシャネルやディオールのフランス。移民の暴動やテロリズムなど、危機に巻き込まれるフランス。そして、日本の漫画やアニメが大好きのフランス。現代フランスには矛盾があふれています。 その一つの原因は、フランス人の想像の中にある。もちろん、現代フランスの危機は、ただの空想ではない。現実の受け入れを支えるための想像力に危機がある、ということです。 ですから、このゼミは、フランスのサブカルチャーから、現代フランスの精神史を学びます。 戦後フランスの経済的や文化的の変更もちょっぴり触れますが、フランスの漫画「BD」やアニメから、現代フランスの歴史と、その時代を生きていたフランス人の想像力の変化を解釈しようと思います。 そのフランスの想像力の中に、同じ時代を生きてきた日本の想像力との接点を見つけて、学生と一緒に、ひとつの「想像の翻訳」に挑戦したいと思います。 今年のテーマとしては、フランスが解読した日本のサブカルチャーにしたいと思います。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:方法としてのサブカルチャー① 第2回:方法としてのサブカルチャー② 第3回:方法としてのサブカルチャー③ 第4回:学生の発表① 第5回:学生の発表② 第6回:学生の発表③ 第7回:学生の発表④ 第8回:学生の発表⑤ 第9回:学生の発表⑥ 第10回:学生の発表⑦ 第11回:学生の発表⑧ 第12回:学生の発表⑨ 第13回:学生の発表⑩ 第14回:学生の発表⑪ 第15回:学生の発表⑫ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
本授業の予習・復習にはおおむね4時間を想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 プリントを配布する 【参考書】 渡邊 啓貴『フランス現代史ー英雄の時代から保革共存へ』中央公論社 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 発表50%、レポート50% 卒業論文履修者は、卒業論文を提出しなかった場合には「専門ゼミII」が不合格となります。 【評価基準】 発表:授業で扱ったテーマを理解し、自分の意見を述べることができる。 レポート:授業で扱ったテーマを理解し、自分の意見を述べることができる。 課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 授業にて解説を行う。 課題についてコメントする。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html