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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/18 現在 |
| 科目名/Course title | 専門ゼミⅡ/Seminar (third and fourth years) Ⅱ |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 村中 由美子 (文学部フランス語フランス文学科) |
| 授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
| 授業形態/Type of class | 演習 |
| 開講期/Semester | 2026年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
| 開講曜限/Class period | 月/MON 3 |
| 対象所属/Eligible Faculty | |
| 対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 副題 /SubTitle |
フランス映画と女性監督 |
|---|---|
| 授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
フランスは映画発祥の国です。とりわけ1950年代末から1960年代初頭に発生したヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれる運動は、従来の映画産業や形式に反発しながら革新的な表現を追求し、今なお世界の映画に影響を与え続けています。ところが、近年、ある研究者によってヌーヴェル・ヴァーグの映画は「男性単数形」なのではないか、という批判がなされました。このゼミでは、この問題提起を念頭にさまざまなフランス映画を鑑賞し、感想を出し合いながら、知らないうちに内在化している偏見や固定観念に気づくことを目指します。フランス映画を通して生きたフランス語に触れ、文化の違いを発見することで、自らを相対化するまなざしも身につけます。 授業を通して得られた知識をもとにして問いを設定し、研究発表とレポートの作成に取り組みます。自分の考えを筋道を立ててわかりやすく人に伝えられる力を修得します。 |
| 授業概要 /Course description |
アニエス・ヴァルダの作品を通して得られた知識と視点を踏まえて、今度はこの映画監督についての『ル・モンド』誌の記事をAI翻訳を利用して各グループで読み解き、内容とコメントを発表することからスタートします。その過程を経て、自らの問いと考察対象の作品を見つけ、個人研究につなげます。個人研究の対象はアニエス・ヴァルダに限りませんが、授業で学んだ内容を踏まえていることが求められます。各自、自らの問いに沿って個人発表を行い、その内容を期末レポートにまとめます。 また、字幕なしでフランス映画を鑑賞できるようになることを目指し、映画を使ったディクテも定期的に行ないます。 学外授業として公開中のフランス映画を映画館で鑑賞することも計画しています。 |
| 授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:専門ゼミIの期末レポートの振り返り 第2回:パリのカルナヴァレ美術館で開催された最近のアニエス・ヴァルダについての展覧会についての『ル・モンド』の記事をグループワークで読む 第3回:パリのカルナヴァレ美術館で開催された最近のアニエス・ヴァルダについての展覧会についての『ル・モンド』の記事についてグループで発表する 第4回:アニエス・ヴァルダとパリ14区についての『ル・モンド』の記事をグループワークで読む 第5回:アニエス・ヴァルダとパリ14区についての『ル・モンド』の記事についてグループで発表する 第6回:アニエス・ヴァルダについてのまとめをし、問いの見つけ方について考える 第7回:個人発表とディスカッション(例:ヌーヴェル・ヴァーグが「男性単数形の映画」と称されるのはなぜか?) 第8回:個人発表とディスカッション(例:女性監督にしか描けないこととはなにか?) 第9回:個人発表とディスカッション(例:男女における「幸福」観の違いーアニエス・ヴァルダ『幸福』を通して) 第10回:個人発表とディスカッション(例:アニエス・ヴァルダ『冬の旅』に描かれた少女の反抗について) 第11回:個人発表とディスカッション(例:フェミニズム運動と映画) 第12回:個人発表とディスカッション(例:映画に描かれた母と娘の関係ーシャンタル・アケルマンの作品を通して) 第13回:個人発表とディスカッション(例:映画『アメリ』の魅力) 第14回:個人発表とディスカッション(例:最近の女性監督について) 第15回:まとめ |
| 準備学習・履修上の注意 /Notices |
本授業の予習・復習にはおおむね4時間を想定しています。授業内で観る映画は図書館でDVDで観ることができますので、授業で観なかった部分もぜひご自分で観てみることをお勧めします。また、他の履修者の発表した映画で興味を持ったものがあれば、それらもぜひ図書館などで観てみましょう。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
| 教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 プリントとして配布します。 【参考書】 ・金子遊、若林良、吉田悠樹彦[編]『アニエス・ヴァルダ 愛と記憶のシネアスト』、neoneo編集室、2021. ・古賀太『ヌーヴェル・ヴァーグ 世界の映画を変えた革命』集英社新書、2025. ・野崎歓[編]『文学と映画のあいだ』東京大学出版会、2013.〔大学図書館:2F和書 902.9/B 89〕 ・バザン、アンドレ『映画とは何か』(上・下)[1976] 、野崎歓ほか[訳]、岩波書店、2015.〔大学図書館:2F文庫 P500/B85/1-1 ;1-2〕 |
| 成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業への積極的な参加(40%)、グループワークおよび発表(30%)、レポート(30%) 学期末にまとめのレポートを提出すること。卒業論文履修者は、卒業論文を提出しなかった場合には「専門ゼミⅡ」が不合格となります。 【評価基準】 レポート:適切な課題設定がなされており、序論、本論、結論の構成に沿ってレポートを作成している。授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できる。 授業への参加度:積極的に発言し、授業へ参加している。グループ活動へ積極的に参加している。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 manabacourse を利用し、レポートにコメントを返します。 |
| 備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/