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科目一覧へ戻る | 2023/03/18 現在 |
科目名/Course title | 専門ゼミ/Seminar (third and fourth years) |
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担当教員(所属)/Instructor | 二村 淳子 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2023年度/Academic Year 通年/ONE-YEAR |
開講曜限/Class period | 金/FRI 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
副題 /SubTitle |
フランス料理の文化史 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、「ガストロノミ」という概念に焦点を当てながら、飲食文化およびフランス文化についての理解を深めることを目指します。 具体的には、中世から現在までの社会背景を踏まえつつ、人々がどのように「食」を生活・芸術に取り入れ、いかに表象してきたのかを学び、人文的見地から食を考察・分析する方法や視点を獲得していきます。 この授業は、ディプロマ・ポリシーの「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身に着けている」と「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
前期は、研究書などを出発点として「美食学」の誕生とその変成に関する知識を習得していきます。同時に研究方法についても学んでいきます。 後期には、ご自身で選んだ生活文化に関するテーマに関して調査・考察を行い、発表していただきます。後に、それを発展させてレポートにしていただきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:前期イントロダクション:料理のフランス語 第2回:ヨーロッパ中世の食卓 https://sugar.alic.go.jp/japan/view/jv_0102b.htm#1 第3回:修道院の食事:聖女ヒルデガルトと喜びのレシピ 第4回:アントナン・カレーム:建築と美食 第5回:グリモ・ド・ラ・レニエール 第6回:「レストラン」の歴史とフランス革命 第7回:ブリア=サヴァランの役割:食べる技芸 第8回: 『デュマの大料理事典』 第9回:ヌーヴェル・キュイジーヌから現在まで 第10回:カフェとショコラ:帝国主義と飲食 第11回:ワインの文化史 第12回:料理と政治:食のイデオロギー 第13回:固有名詞としての「和食」 第14回:前期振り返りと課題 第15回:前期振り返りと課題 第16回:後期イントロダクション:食文化研究の視点について 第17回:発表に向けて:発表とレポートの注意点 第18回:学生発表 第19回:学生発表 第20回:学生発表 第21回:学生発表 第22回:学生発表 第23回:学生発表 第24回:学生発表 第25回:学生発表 第26回:学生発表 第27回:学生発表 第28回:学生発表 第29回:後期振り返りと課題 第30回:後期振り返りと課題 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
あらかじめ指定された図書・動画・プリントなどを前もって視聴(読解)してから授業を受講してください。発表のためには、自主的に資料を集めて積極的に授業に参加することが求められます。各回の授業外学習時間には4時間程度かかると想定されます。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 指定なし プリント配布 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 レポートなどの期末課題(30%)、 口頭発表(30%)、討論でのコメント(40%)。 卒業論文履修者は、卒業論文を提出しなかった場合には「専門ゼミ」が不合格となります。 【評価基準】 レポートは適切な課題設定がなされており、単なる「紹介」ではなく、持論(考察)のあるものとなっている。 授業のコメントは、「面白い」などの「感想」ではなく、自分の興味にひきつけて意見を述べる「コメント」となるようにしてください。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 manabaを通じて行う予定。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |