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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/09/16 現在

科目名/Course title フランス文化研究D/French Culture (D) (Research)
担当教員(所属)/Instructor 芳野 まい (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2022年度/Academic Year  通年/ONE-YEAR
開講曜限/Class period 金/FRI 2
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 4
副題
/SubTitle
ファッションと文化
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
 ファッションを通して、フランスを中心とする文化をよりおもしろく、よりダイナミックにとらえることを目標とします。
 また、今後みなさんが文学・映像作品を研究する 際、そのなかにあらわれるファッションを歴史的・社会的に位置づけ 読解の手助けとするため、ファッション、ヘアメイク史について基礎的な知識を身につけることも、目的とします。
 この授業は、ディプロマ・ポリシーの「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」と「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」に対応しています。
授業概要
/Course description
 映像作品(主に映画)や小説にあらわれるファッション・ヘアメイクを取り上げ、社会の移り変わりをもっと もよく映すファッション・ヘアメイクの現象が、それぞれの時代の創作者にどのようなインスピレーションを与えたのかを考えます。  
 とくに、取り上げる作品や人物が、意識的にせよ無意識的にせよ、ファッションやヘアメイクを通して、どのように「時代、時間」との関係を結んだかを考えます。  
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
*受講生の希望・授業の進度にあわせ、取り上げる作品やテーマ、取り上げる順番を随時調整していきます。

第1回:前期イントロダクション 
第2回:『いつも二人で』時代を表すファッション
第3回:『いつも二人で』関係を表すファッション
第4回:『いつも二人で』物語を表すファッション
第5回:『いつも二人で』時代を表すヘアメイク
第6回:『ポリー・マグ― お前は誰だ』 「若さ」の時代
第7回:『ポリー・マグー お前は誰だ』 既製服産業の発展
第8回:『ポリー・マグー お前は誰だ』 ファッションとメディア
第9回:『ポリー・マグー お前は誰だ』 ファッションを描く作品について、考える
第10回:個人研究テーマ設定
第11回:個人研究テーマを深める
第12回:個人研究を深める
第13回:個人研究の方法
第14回:前期のまとめの課題
第15回:前期のまとめの課題

第16回:後期イントロダクション ヘアメイクの歴史
第17回:ファッション、ヘアメイクの流行を伝えるメディアの変遷を考える
第18回:映画や小説のなかのファッション・ヘアメイクを分析する際の注意点について、考える。
第19回:『風と共に去りぬ』30年代ハリウッド映画のなかの「歴史的ファッション・ヘアメイク」 を考える。
第20回:『ピグマリオン』と『マイ・フェア・レディ』ふたつの時代の作品を見比べ、制作時のファッション・ヘアメイクとの影響関係を考える。
第21回:「時代のイメージ」について考える
第22回:ファッションリーダーの変遷
第23回:ストリート・ファッション
第24回:男性服の歴史
第25回:ファッションはアートなのか?
第26回:『都市とモードのビデオノート』80年代 「日本発」
第27回:『都市とモードのビデオノート』80年代とブランドイメージ
第28回:『都市とモードのビデオノート』ファッション・ヘアメイクにおける「東洋と西洋」
第29回:『都市とモードのビデオノート』ファッションは「表現」か?
第30回:後期のまとめ ファッション・ヘアメイクが物語るもの
準備学習・履修上の注意
/Notices
各回の授業外学習時間には、4時間程度かかると想定されます。
【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。

授業で紹介する展覧会などには、極力足を運ぶこと(レポートが課題となることもあります)。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
授業で指定します。

【参考書】
授業で紹介します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
毎授業のリアクションペーパー:50%、学期末レポート:50%

【評価基準】
リアクションペーパーも学期末レポートも、魅力的な問いを立て、自分でよく考えて書いているかどうかを評価します。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
課題などにコメント等を返す。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

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