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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/03/14 現在

科目名/Course title フランス社会研究B/French Society (B) (Research)
担当教員(所属)/Instructor 芳野 まい (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2022年度/Academic Year  通年/ONE-YEAR
開講曜限/Class period 金/FRI 1
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 4
副題
/SubTitle
ファッションと社会
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
 ファッションを通して、フランスを中心とした社会の動きをよりおもしろく、よりダイナミックにとらえることを目標とします。
 今後みなさんが自分のテーマで研究を進める際、ファッションをそのヒントや手助けとするため、ファッション、ヘアメイク史について基礎的な知識を身につけることも、目的とします。
 この授業は、ディプロマ・ポリシーの「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」と「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」に対応しています。
授業概要
/Course description
 前期は、ファッション・ヘアメイク産業が社会の移り変わりがどのように関係しているか、リアルタイムのニュース等も取り上げながら、考えていきます。
 後期は、映像作品(主に映画)や小説にあらわれるファッション・ヘアメイクを取り上げ、社会の移り変わりや問題がどのようにあらわれているか、読み解いていきます。  
 とくにリアルタイムのファッションやヘアメイクの姿を捉えドキュメンタリー的価値のある映画や小説をとりあげ、 細かく分析しながら考えていきます。必要に応じて、それ以外の作品についても補足的に触れます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
*受講生の希望・授業の進度にあわせ、取り上げる作品やテーマ、取り上げる順番を随時調整していきます。

第1回:前期のイントロダクション
第2回:ファッション・ヘアメイク産業と社会(1) ニュースを中心に
第3回:ファッション・ヘアメイク産業と社会(2) ニュースを中心に
第4回:ファッション・ヘアメイク産業と人権問題(1)
第5回:ファッション・ヘアメイク産業と人権問題(2)
第6回:ファッション・ヘアメイク産業と環境問題(1)
第7回:ファッション・ヘアメイク産業と環境問題(2)
第8回:『エルメスの道』(1)社会のなかのブランド
第9回:『エルメスの道』(2)社会のなかのブランド
第10回:原宿ファッションの歴史(1)
第11回:原宿ファッションの歴史(2)
第12回:世界のファッションの歴史(1)
第13回:世界のファッションの歴史(2)
第14回:前期振り返りの課題
第15回:前期振り返りの課題

第16回:後期のイントロダクション
第17回:『アドバンスト・スタイル』ファッションと年齢の問題について
第18回:『ビル・カニンガム』ファッションを創り伝えるメディア、その役割と責任
第19回:『ステップフォード・ワイフ』ファッションとフェミニズム
第20回:『ステップフォード・ワイフ』ヘアメイクとフェミニズム
第21回:『マリー・アントワネット』ファッションと政治・権力の問題について
第22回:『マリー・アントワネット』儚いもの、ファッション、その功罪
第23回:『マリー・アントワネット』3つの作品におけるファッション・ヘアメイクを比べる
第24回:『モード・イン・フランス』80年代のファッション産業について
第25回:『モード・イン・フランス』ファッションにおける「フランス」の地位
第26回:『ドリス・ヴァン・ノッテン』90年代、2000年代のファッション
第27回:『ドリス・ヴァン・ノッテン』ファッションとファブリック
第28回:『ディスコレボリューション』ファッションと音楽
第29回:『IN & OUT OF FASHION』ファッションとは、なにか?
第30回:後期のまとめ ファッションから見える、過去、今、そしてこれからの社会
準備学習・履修上の注意
/Notices
各回の授業外学習時間には、3時間程度かかると想定されます。

教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】

授業で指定します。

【参考書】

授業で紹介します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】

毎授業のリアクションペーパー:50%、学期末レポート:50%

【評価基準】

リアクションペーパーも学期末レポートも、魅力的な問いを立て、自分でよく考えて書いているかどうかを評価します。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

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