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科目一覧へ戻る | 2022/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス社会研究C/French Society (C) (Research) |
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担当教員(所属)/Instructor | 二村 淳子 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2022年度/Academic Year 通年/ONE-YEAR |
開講曜限/Class period | 月/MON 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
副題 /SubTitle |
装飾様式とその思想 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
作品には、その時代精神が作品には投影されています。芸術作品を理解するためには、その様式を把握することが必要です。この授業では、フランスの藝術の様式、なかでも装飾様式(つまり、建築を筆頭に様々な事物を美しくすること)、図案、図像について幅広く学ぶことを目指します。授業を通して、さまざまな建築やオブジェなどの「スタイル」を吟味していきましょう。後期はフランスだけではなく、フランスに影響を与えた国と文明の装飾にも触れ、アンティーク家具についても学びます。 この授業は、ディプロマ・ポリシーの「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
授業の前半15分は学生のミニ発表を行います。その後、講義と画像鑑賞を織り交ぜて進めます。授業では、受講者全員からのコメントを求めます。「感想」ではなく、「コメント」です。感情を述べるのではなく、他人に聞かれることを前提に、自分なりの意見や解説を加えながら述べる練習をしていきましょう。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ガイダンス:授業内容と発表の注意点 第2回:プリミティヴ、フルール・ド・リス、薔薇窓 第2~3回:ルネサンス様式、千華様式、ゴブラン織 第7~9回:バロック様式、バロックの音楽と建築 第10~11回:ロココ様式、フランス更紗、シノワズリ 第12~13回:新古典様式、帝政下の文化 第14~15回:アール・ヌーヴォーとアール・デコ様式 第15回:授業のまとめと課題に向けて 第16回:ガイダンス:授業内容と発表の注意点 第17~18回:フランスの工藝 第19~20回:唐草模様、アラベスク、ユニコーン 第21~22回;アーツ・アンド・クラフツ 第23~24回:アカンサス、パルメット、ロゼット 第25~26回: アンティーク家具の鑑定 第27~28回: ヨーロッパの図像学 第29~30回:授業のまとめと振り返り |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
あらかじめ指定された図書・動画・プリントなどを前もって視聴(読解)してから授業を受講してください。発表のためには、自主的に資料を集めて積極的に授業に参加することが求められます。各回の授業外学習時間には2時間程度かかると想定されます |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 プリントを配布 【参考書】 授業内で指示。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
評価方法】 授業中のコメントが50%、期末レポート50パーセント。 【評価基準】 1)コメントが「感想」ではなく、自分の分析や意見が加わっているか。 2)レポートにおいては、正しく明晰な日本語で論理的に書かれているか。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 レポートはコメントを付して返却。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |