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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 仏語科教育法ⅠA/Teaching Methodology: French Ⅰ(A) |
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担当教員(所属)/Instructor | 大塚 陽子 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
中等教育におけるフランス語教育:指導の理論と基本技能 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
日本におけるフランス語教育の現状を踏まえ、学習指導要領で示された内容を理解した上で、授業設計のために必要な知識や手法を身に付けます。 |
授業概要 /Course description |
外国語教授法の歴史と各教授法を概観し、日本におけるフランス語教育の現状について考えます。また、学習指導要領で示された内容を理解し、授業プログラムを組むための手法について学びます。さらに実践に備えフランス語の教材や認定試験についての分析を行うほか、教授の際に必要となるフランス語運用能力の強化も目指します。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 : フランス語を教えるために必要な力について考える(フランス語力認定試験について) 第2回 : 学習指導要領が示す目標・内容・全体構造と日本におけるフランス語教育の現状 第3回 : 外国語教授法の歴史 (1):文法訳読法からコミュニカティブ・アプローチまで 第4回 : 外国語教授法の歴史 (2):ヨーロッパ言語共通参照枠 第5回 : 発音の指導 第6回 : 綴り方や読み方の指導 第7回 : 文法の指導 (1) 名詞・代名詞など 第8回 : 文法の指導 (2) 形容詞など 第9回 : 文法の指導 (3) 動詞など 第10回 : 教材研究 (1):コミュニケーション重視の教材 第11回 : 教材研究 (2):文法重視の教材 第12回 : コース・デザイン (1):学習者のニーズ分析とレディネスの把握 第13回 : コース・デザイン (2):年間授業計画の作成方法 第14回 : フランス語を教えるために必要な力を確認する(フランス語実力テスト) 第15回:学習内容の振り返りとまとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
フランス語を教えるために必要な力を育むために、ほぼ毎回、フランス語の語彙や文法、発音に関する小テストやディクテを実施します。 各授業における予習復習時間数の平均は4時間程度かかると想定されます。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 フランス語の教員になるためには、高いフランス語能力を有していなければなりません。フランス語能力を高めるための自主学習を積極的に行うことが求められます。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 文部科学省『中学校学習指導要領解説外国語編』平成29年告示版 文部科学省『高等学校学習指導要領解説外国語編・英語編』平成30年告示版 武井由紀他『フランス語の学習指針 日本の中等教育におけるフランス語教育のために』2019 (以上はインターネット上で閲覧・ダウンロード可、入手方法は授業内で指示する) 【参考書】 中村啓祐、長谷川富子『フランス語をどのように教えるか』駿河台出版社、1995 吉島茂、大橋理枝『外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠』朝日出版社、2014 六鹿豊『これならわかるフランス語文法 入門から上級まで』NHK出版、2016 菊地歌子『フランス語発音トレーニング[増補新版]白水社、2019 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】試験[50%]、課題(フランス語教育に関する調査の発表、コース・デザイン作成等)[50%] 【評価基準】 試験:フランス語を教えるために必要なフランス語運用能力を有しているか 課題:必要な調査を行った上でわかりやすく報告しているか、授業で扱った内容を理解し,考察を踏まえた上で実現可能なコースのデザインを行っているか 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 試験や発表に対し口頭、またはmanaba course経由の文書でコメントを返します。 |
備考 /Notes |
・この授業は、課題解決型学習、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション、反転授業、実技を取り入れています。 ・この授業はICTを活用した双方向型授業を取り入れています。 ・この授業は高等学校における講師(フランス語)としての実務経験のある教員による授業であり、実際の教育現場における教育指導経験を生かして実践的授業を行うものです。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html