![]() |
| 科目一覧へ戻る | 2026/03/18 現在 |
| 科目名/Course title | フランス芸術・文学・歴史研究F/French Art, Literature and History (F) (Lecture) |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 坂本 さやか (文学部フランス語フランス文学科) |
| 授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
| 授業形態/Type of class | 講義 |
| 開講期/Semester | 2026年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
| 開講曜限/Class period | 金/FRI 4 |
| 対象所属/Eligible Faculty | |
| 対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 副題 /SubTitle |
シュペルヴィエルの文学、異界、異質なものとユーモア |
|---|---|
| 授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
ウルグアイに生まれ、フランスと南米を行き来した作家、ジュール・シュペルヴィエルの短篇小説を日本語で読みます。作者の紡ぎだすファンタジーに満ちた世界と、ユーモアのにじむ多義的な詩的イメージを鑑賞しながら、その細部や仕組みについて考察し、読解・解釈の能力を鍛えます。さらに、シュペルヴィエル作品が、死者と生者、想念や幻と現実、異なる者を隔てる壁、差異を抱えた者の孤独といった問題をどのように描き出しているかを考えます。 |
| 授業概要 /Course description |
死者の世界、あるいは差異を抱えた者の孤独を映し出す、シュペルヴィエルの短篇小説、「海に住む少女」「セーヌ河の名なし娘」「バイオリンの声の少女」「年頃の娘」等を精読します。学生のみなさんは前もって指定された作品を読んだ上で、授業では、それぞれの場面について、気づいたこと、疑問点、自分の意見などを口頭で述べ、さらにコメントとしてまとめてください。特に、登場人物・情景の描き方、表現の特徴などに注意を払ってください。授業では必要に応じて、死者の世界を描いた他の作家の作品や、シュペルヴィエルのフランス語のテクストも紹介し、比較や考察の対象とします。 |
| 授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:導入、シュペルヴィエルとその作品について 第2回:「海に住む少女」(1):海の上にあらわれる町 第3回:「海に住む少女」(2):少女の不可解な行動 第4回:「海に住む少女」(3):少女の孤独、悲劇 第5回:「セーヌ河の名なし娘」(1):溺死者の世界 第6回:「セーヌ河の名なし娘」(2):少女とほかの溺死者との関係 第7回:「セーヌ河の名なし娘」(3):二度目の死 第8回:「オルフェウス」:冥界にくだった詩人 第9回:「空のふたり」(1):空のうえの世界 第10回:「空のふたり」(2):空のうえのふたりの恋 第11回:「バイオリンの声の少女」:奇妙な声の謎 第12回:「年頃の娘」(1):娘の異変 第13回:「年頃の娘」(2):取り戻された日常 第14回:期末テスト 第15回:期末テストのふりかえりとまとめ |
| 準備学習・履修上の注意 /Notices |
毎回、前もって指定された作品を読んだ上で、気づいたこと、疑問点などを説明できるよう、準備しておいてください。 授業では、作品の内容を理解し、よく考えた上で、自分なりのコメントを述べるようにしましょう。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 |
| 教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 *購入する必要があるもの:シュペルヴィエル『海に住む少女』永田千奈訳、光文社古典新訳文庫、2006年 *コピーで配布するもの:『海の上の少女 シュペルヴィエル短篇選』綱島寿秀訳、みすず書房、2004年(「オルフェウス」「年頃の娘」) 【参考書】 授業中に適宜紹介します。 |
| 成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業参加(発言等)(25%)・課題提出(25%)・期末試験(50%) 【評価基準】 ・課題、期末試験に関しては、作品の内容がきちんと読み取れているか、作品の提起する問題をよく把握できているかを評価します。 ・期末試験の記述問題では、特に、問題設定の適切さ、文章の組み立て(論理的一貫性)、作品の細部と全体を関連づけた読解ができるかどうかなどを評価します。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 毎回の授業で前回の課題の内容について解説 |
| 備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/