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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/18 現在 |
| 科目名/Course title | フランス芸術・文学・歴史研究H/French Art, Literature and History (H) (Lecture) |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 小原 花 (全学基盤教育部門グローバル言語・文化教育センター) |
| 授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
| 授業形態/Type of class | 講義 |
| 開講期/Semester | 2026年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
| 開講曜限/Class period | 木/THU 5 |
| 対象所属/Eligible Faculty | |
| 対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 副題 /SubTitle |
舞台の上演を通して、コミュニケーションについて考える。 |
|---|---|
| 授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業は「舞台芸術実践プログラム」の選択科目です。 とにかく、「演劇をしてみる」授業です。 演劇の経験は必要ありません。観劇経験がなくても問題ありません。また、「舞台芸術実践演習」を受講していない方も受講が可能です。 本授業の目標は、 ①とにかく「演劇をしてみる」こと ②演劇を通してコミュニケーションについて考えること ③観察と言語化をすること ④他学科、他学年と出会うこと ⑤教育について少し考えてみること の5点です。 ①いったい人間の行為のどこからが「演技」でしょうか?とにかく、演劇をしてみましょう。意外と難しくないかもしれません。「とにかく」何かをすることがときには重要です。体や言葉を使って、したことのないことをしてみるその一歩が一つの目標です。 ②普段と違う状況で、体を動かしてみたり、発話をしてみたりするといった比較的難易度の低いワークショップ(WS)から、観客を招いての作品の上演を体験し、「現代社会において演劇を行う」とはどのような行為なのかをみる人、作る人両方の視点から考えます。その過程で「コミュニケーション」について探究を行います。 ③WSや上演の場では自分と他者を観察する機会が多々あります。自身の目や耳もしくは体のどこかで観察した事象を言語化し他者に渡す練習を何度もしてみることも目標の一つです。 ④学科・学年を超えて、交流が生まれやすいという授業の特性から異なる経験や価値観を知っていただくことも教員のねらいです。 ⑤近年、学校教育に演劇を取り入れる事例が増えています。なぜ、演劇を学校教育に取り入れるのか、私たちはどのような教育を受けてきたのか、もしくは受けているのかということも少しだけ考えてみましょう。 |
| 授業概要 /Course description |
基本的には、前期科目「舞台芸術実践演習」と同じ構成です。 ただし、扱う演目が異なるため、既に「舞台芸術実践演習」を受講した学生にとって、重複した内容にはなりません。 また、授業前半は演劇経験を必要としないWSから始めますので、「舞台芸術実践演習」を履修していない方にもご参加いただけます。 さて、「コミュ力」に自信はありますか? 「演劇はコミュニケーション能力を鍛えることができる」と語られることがあります。それは本当でしょうか。演劇を作る過程のどの場面でコミュニケーションが発生するのでしょうか。また、それは日常生活のコミュニケーションと重なる部分があるのでしょうか。 授業を通して、様々な角度からコミュニケーションについて考えてみましょう。 授業前半は、「ぶつぶつ言いながら歩いてみる」、「小さな嘘をついてみる」など、さまざまな演劇WSを行います。演劇経験のない方にとっても難易度の低い活動から始めますので安心してください。また、この段階で第15回の上演を視野に入れ、2026年度のクラスにはどのような作品創作が適しているかを考えていきます。あわせて、受講生一人ひとりが、どのような役割を担いたいのかを検討します。演劇をするということは、必ずしも「演技をする」ということではありません。俳優をするか、裏方をするか、はたまた授業に観客として参加するかも受講者の希望によって選択していただきます。 授業後半は、大学内での上演を目指します。学内のどこで上演をするか、何を上演するか、そのためにどのような手続きが必要かをクラスで考え、役割を決定します。その後、稽古を行います。同時に観客を招いての上演のために事務的な手続きや作業も進めます。 また、授業外で1度演劇鑑賞を経験していただきます。その際、劇場を見学する可能性があります。 もし、「コミュニケーション能力」以外のテーマ持ち込んで授業内で探究したいという希望があれば、歓迎します。 ※受講に対し不安がある場合は、事前に教員に連絡をしてください。面談を行い、どのように授業を受講していただくか方針を立てます。どのような内容でも構いません。 ※動きやすい服装で参加してください。 ※初回授業でも案内しますが、参加したくないWSは見学して構いません。 |
| 授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:[ガイダンス・WS]本授業の説明/「演劇を構成するもの」について考える 第2回:[WS]空間を歩いてみる/体を使ってみる 第3回:[講義]①演劇と教育ー学校現場に取り入れられる演劇の形ー ②仕事としてのアシストー演出助手の現場経験よりー 第4回:[WS]既にあるお話を作り直してみる/テキストを読んでみる 第5回:[WS]AIを使って創作をしてみる 第6回:[WS]テキストを書いてみる/知らない言葉を使ってみる 第7回:[実習]創作の方向性を決める/上演場所の候補をプレゼンする 第8回:[実習]上演場所と作品を決める/役割を決める 第9回:[実習]稽古をする/安全について考える/スケジュールを組む 第10回:[実習]稽古をする/広報について考える 第11回:[実習]稽古をする/照明、音響、衣装を決定する 第12回:[実習]稽古をする/創作について感じていることを話し合う 第13回:[実習]ゲネプロ(最終通し稽古)をする 第14回:[実習]作品を上演する 第15回:[WS]もう一度「演劇を構成するもの」について考える |
| 準備学習・履修上の注意 /Notices |
各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定されます 。 特に12月の上演前は授業外での準備学習の必要があります。 ただし、就職活動や教育実習などについて配慮いたしますので事情がある方は申し出てください。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行ってください。 授業において指示した課題を行ってください。 観劇を1度は行っていただきます。 |
| 教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】資料を適宜プリントで配布します。また、「舞台芸術実践プログラム」指定科目で扱っているテキストを持ち込んでいただくことを歓迎します。 【参考書】 渡辺健一郎「自由が上演される」講談社 2022年 平田オリザ「わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か」講談社現代新書 2012年 扇田昭彦「舞台は語るー現代演劇とミュージカルの見方」集英社新書 2002年 |
| 成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 各授業のリアクションペーパー(25%) 観劇レポート(25%) 学期末課題:レポートもしくはプレゼンテーションから選択(50%) ※プレゼンテーションは、講師に対して8分の発表を行っていただきます。その後、2分質疑応答を行います。テーマは授業の展開をみて、6月指定します。 【評価基準】 授業への参加度、特に作品創作への態度は評価対象としません。 本授業の特性上、上記の内容を講師が測ることは、不可能だと考えているからです。授業で学んだこと、授業で他者が発言したことを取り入れて文章や、口頭発表によって考えを示せるかを基準とします。 [リアクションペーパー]提出のみで1回を1.5点。全15回で 22.5点。残りの 2.5点 を、特に内容の優れたリアクションペーパーへの加点とします。 [レポート]リサーチ能力 30%(資料にあたる、インタビューを行うなど。)/文章構成力 30%/独自性 30%/授業で得た知識や経験を関連させているか10% [発表]リサーチ能力30%(資料にあたる、インタビューを行うなど。)/構成力30%/独自性/授業で得た知識や経験を関連させているか10% 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 リアクションペーパーに関しては次週の授業で取り上げます。 レポートは添削し、コメントします。 発表に対してもコメントします。 |
| 備考 /Notes |
【授業に取り入れている学習形態】 [課題解決型学習、ディスカッション、グループワーク、実習]作品の創作過程で必須となる。 [プレゼンテーション]作品の上演、創作過程におけるアイデア、意見の共有を目的に行う。 [フィールドワーク]劇場に行き、観察を行う。 [ICT を活用した双方向型授業]Google Classroom等を用いた連絡、スケジュール表、広報物、舞台図面、衣装案、演出案、脚本などの資料を共有・作成・修正する。 【教員の実務経験】 本授業の教員は、舞台演出家、劇作家、演出助手としての実務経験を有する。現場で得た経験をもとに、他者とコミュニケーションをとりながら、目標(上演)に向かう過程を提供します。また、教員は、中学・高等学校教諭専修免許状(外国語(フランス語))を有し、演劇的手法を用いたワークショップファシリテーターとしての実務経験があります。演劇が学校教育、語学教育においてどのように作用するか、実践を通して考察します。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/