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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス文学歴史演習ⅠB/French Literature and History ⅠB |
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担当教員(所属)/Instructor | 伊藤 愛 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 金/FRI 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
日本を題材としたフランス文学作品を翻訳してみよう |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
1. 日本を題材としたフランス文学作品に触れて、日本がどのように描かれているのか、どのような時代背景が影響しているのか考察し、多様な角度から作品を解釈することを学びます。 2. 日本を題材としたフランス文学作品を日本語に訳して、翻訳する上での問題点や解決方法を検討し、翻訳のスキルを身につけます。 3. 翻訳を通じて、フランス語の語学力と読解力のレベルアップを目指します。 |
授業概要 /Course description |
第1回はオリエンテーションを兼ねて、フランス語の短文を訳して翻訳について考えます。 第2回〜第4回は19世紀後半から20世紀の日本の旅行記、日本論、日本を題材とした小説に触れて、日本の描かれた方を考察します。 第5回〜第13回、第15回はPierre Lotiの小説Madame Chrysanthèmeから数箇所抜粋し、翻訳に挑戦します。 第14回は各々が日本を題材としたフランス文学作品を一つ選び、その一節を翻訳して気付いたことや留意した点を発表します。 尚、第2回以降、あらかじめ訳文を提出して頂き、授業では重要なポイントについて触れながら、皆さんの提出物にコメントしていきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:オリエンテーション&翻訳について考える 第2回:日本の旅行記に触れる 第3回:日本論に触れる 第4回:日本を題材とした小説に触れる 第5回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(1)ー作品の形態を知り、全体像を把握する 第6回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(2)ー時代背景を考慮する 第7回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(3)ー視点に注意する 第8回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(4)ー「日本趣味」を考慮する 第9回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(5)ー固有名詞の訳し方を検討する 第10回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(6)ールビや注釈を活用する 第11回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(7)ー台詞の訳し方を考える 第12回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(8)ー読者を想定して調整する 第13回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(9)ー下地となった日記と比較する 第14回:発表 第15回:Madame Chrysanthèmeを翻訳する(10)ー総括 尚、各々の関心や理解度を考慮して、授業計画を変更する可能性があります。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
第2回以降、あらかじめ訳文を提出して頂くことが前提となります。 Madame Chrysanthèmeの翻訳に関しては、各回20行程度です。 それまでの授業内容を踏まえて、毎回の課題に取り組んでください。 復習、課題の準備に要する時間は4時間程度と想定されます。 テキストの配布や課題のやりとりは、manaba courseで行なう予定です。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 独自のテキストをmanaba courseで配布します。 【参考書】 授業で紹介します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業への参加度(50%)、課題への取り組み(50%)により評価します。 【評価基準】 授業への参加度:積極的に発言するなどして、能動的に参加しているかどうか。 課題への取り組み:十分な準備をして、授業で学習したことを踏まえて毎回の課題に取り組んでいるかどうか。 【課題に対するフィードバックの方法】 授業でコメントします。 |
備考 /Notes |
この授業では、反転授業、ディスカッション、プレゼンテーション、実技を取り入れています。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html