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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス社会文化演習ⅠA/French Society and Culture ⅠA |
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担当教員(所属)/Instructor | 勝山 絵深 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
フランス移民問題について |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、フランスでヒットしたいくつかの映画を通して、フランス現代社会を分断している人種差別や移民問題について学びます。 |
授業概要 /Course description |
我々がTVなどからイメージする「フランス」とは異なり、移民を多く受け入れてきたフランスは、実際、さまざまな人種からなる多民族社会です。しかし、今日、移民やその子孫に対する差別や治安の悪化、貧富の格差の拡大などはより深刻化してきています。そして、こうした問題は、ヨーロッパのみならず日本でも現在顕在化してきています。授業では特にフランスにおける移民や他民族社会における教育、職業、宗教などの問題を中心に、いくつかの映画を鑑賞し、それに関連するテクストや映画の一場面などをフランス語で読みながら、フランス現代社会を分断している、移民や人種差別についての知識と理解を深めていくことを目的としています。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ガイダンス 他民族社会としてのフランス 第2回:2024年オリンピックに見る社会問題(1) 第3回:2024年オリンピックに見る社会問題(2) 第4回:2024年オリンピックに見る社会問題(3) 第5回:『最強のふたり』、移民と人種差別問題(1) 第6回:『最強のふたり』、移民と人種差別問題(2) 第7回:『最強のふたり』、移民と人種差別問題(3) 第8回:いままでの学習のまとめ(1) 第9回:『最高の花婿』、他民族社会と宗教(1) 第10回:『最高の花婿』、他民族社会と宗教(2) 第11回:『最高の花婿』、他民族社会と宗教(3) 第12回:『パリ20区、僕たちのクラス』、移民2世と教育(1) 第13回:『パリ20区、僕たちのクラス』、移民2世と教育(2) 第14回:『パリ20区、僕たちのクラス』、移民2世と教育(3) 第15回:いままでの学習のまとめ(2) *学生の希望や進度などによっては内容を変更する場合があります |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
本授業の予習・復習にはおおむね4時間を想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行い、授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 テクストは授業中にプリントで配布します。 【参考書】 授業中に適宜紹介します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 レポート(50%)、授業への参加度(50%) 【評価基準】 レポートは授業で扱った映画やテクストなどから問題提議をし、自分の考えを記述してもらいます。評価基準は、1)適切な課題設定がなされているか、2)序論、本論、結論の構成に沿ってレポートを作成しているか、3)授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できているか、4)指定したフォーマットに則って書かれているかなどです。 授業への参加度については、授業に参加し、積極的に発言、あるいは課題などを達成しているかどうかで評価します。 【課題(レポート)に対するフィードバックの方法】 レポートをManabaより、コメント付きで返却します。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html