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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス社会文化演習ⅠC/French Society and Culture ⅠC |
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担当教員(所属)/Instructor | 千々岩 靖子 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 月/MON 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
アルジェリア戦争と作家たち |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
・フランスの植民地主義・帝国主義の歴史についての概要を知る。 ・アルジェリアおよびフランス領アルジェリアの歴史、植民地支配の実態にについての理解を深める。 ・アルジェリア独立戦争の進展と結末、および戦争を巡るメディアの報道と、当時の作家たちの様々な反応(特にサルトルとカミュ)についての知識を得る。 |
授業概要 /Course description |
・アルジェリア戦争(1954-1962)の勃発から終戦までのあいだ、フランス本土在住のフランス人作家たちがこの戦争に関してどのような態度をとり、どのような発言・行動をしたのか考えるのがこの授業の目的です。授業ではまず、アルジェリア戦争がどのような戦争であったのか数回に分けて説明し、各種新聞・雑誌がこの戦争をどのように報道したのか足早に概観したのち、誰がどのような立場からどうしたことを訴えたのか、それぞれの作家のテクストに沿って明らかにします。授業中に引用するテキスト(作家のテキストおよび歴史書)の多くはフランス語の原文です。また、ドキュメンタリー映画鑑賞(『アルジェの戦い』)も予定しています。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ガイダンス 第2回:フランス植民地化以前のアルジェリアとフランスの植民地主義 第3回:フランス領アルジェリア(1) 第4回:フランス領アルジェリア(2) 第5回:アルジェリア戦争(1) 第6回:アルジェリア戦争(2) 第7回:各種報道のあり方と知識人たちの宣言文 第8回:独立支持派の作家たち(1) 第9回:独立支持派の作家たち(2) 第10回:独立支持派の作家たち(3) 第11回:カミュとアルジェリア戦争(1) 第12回:カミュとアルジェリア戦争(2) 第13回:カミュとアルジェリア戦争(3) 第14回:カミュとアルジェリア戦争(4) 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
本授業の予習・復習にはおおむね4時間を想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の復習を行うこと。授業で指示された課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 プリントを配布します。 【参考書】 参考テキストは授業で紹介します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 期末レポートおよび授業内の課題。 【評価基準】 授業で扱ったテーマを理解し、その内容を自分なりにまとめて、自分の意見を提示できること。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 授業にて行う。課題等にコメントする。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html