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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス芸術文化演習ⅡA/French Art and Culture ⅡA |
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担当教員(所属)/Instructor | 加藤 美季子 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 火/TUE 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
映画『終電車』:シナリオ精読と映像鑑賞 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
フランス語で書かれた映画シナリオを原語で精読し、また映像を鑑賞することにより、作品を理解し考察を深めることを目指します。 この授業は、ディプロマ・ポリシーの「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」と「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
フランソワ・トリュフォー監督が1980年に発表した Le Dernier métro『終電車』を扱います。舞台は第2次世界大戦下、ドイツ軍に占領されている時代のパリです。主人公のマリオンは、厳しい取り締まりがある中、ユダヤ人である夫は不在で、女手一つで劇場を経営しますが…。戦時下という通常とは異なる環境での人間関係や、その中で演劇、ひいては芸術一般をつくり続ける姿が描かれます。時代背景や文化的状況の調査、そしてシナリオの精読・映像の鑑賞をとおして、この作品について考察していきましょう。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ガイダンス 第2回:映画監督フランソワ・トリュフォーについて 第3回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第4回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第5回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第6回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第7回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第8回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第9回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第10回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第11回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第12回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第13回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第14回:『終電車』シナリオ精読と映像鑑賞 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
予習:毎週の授業で、次回に扱う部分を指定します。授業に臨む前に、全員が辞書を用いてシナリオの原文を読み込み、指名されたら訳文を発表できるよう準備をしてきてください。 復習:授業内容をもとに、フランス語原文と自分の訳文を見直してください。また対応する映像について考察してください。 毎回の授業外学習に4時間程度かかると想定してください。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 コピーを配布します。 【参考書】 授業の中で適宜紹介していきます。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 平常点(50%)、学期末レポート(50%) 【評価基準】 平常点:予習を行い積極的に授業に参加している点、また「授業の振り返り」で自らの考えをしっかりと述べている点を評価します。 学期末レポート:課題に対して真摯に取り組み、自分の考えを自分の言葉で述べている点を評価します。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 学期末レポートを返却し、解説します。 |
備考 /Notes |
【グループワークを取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html