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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title フランス芸術文化演習ⅡB/French Art and Culture ⅡB
担当教員(所属)/Instructor 髙橋 信良 (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 金/FRI 3
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
フランス演劇理論を読む——各時代の演劇理論から演劇の発達を考察
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
この授業では、フランス現代演劇の理論家であるアントナン・アルトーの文章をとおして、現代演劇の意義を考察し、社会と演劇の関係に関する各人の意見を取りまとめ、発表することを達成目標とします。
授業概要
/Course description
授業で扱う時代区分は20世紀です。現代演劇の礎となったアントナン・アルトーの演劇理論書である『演劇とその分身』を読み、現代演劇の方向性とその意義を考察します。したがって、現代演劇以前の演劇の歴史の概要を理解しておくだけではなく、現代演劇の主要戯曲作品からも理論の実践方法を把握してゆく必要があります。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回: 翻訳分担と授業内容に関する注意点説明
第2回: 19世紀までの演劇についての解説
第3回: アルトーを読む1
第4回: アルトーを読む2
第5回: アルトーを読む3
第6回: アルトーを読む4
第7回: アルトーを読む5
第8回: 具体的な舞台映像からのアルトー理論の解説、及び議論
第9回: アルトーを読む6
第10回:アルトーを読む7 
第11回:アルトーを読む8
第12回:アルトーを読む9
第13回:アルトーを読む10
第14回:身体性と不条理というテーマからみる現代演劇(解説と議論)
第15回:レポート課題に即した議論とまとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
第2回目の授業から講読テクストを事前に配布するので、授業前に読んでおくこと。また、具体的作品や専門用語などの関連事項も考察することになりますから、各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定されます。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
指定なし。なお、フランス語のテクストは、すべてプリントを配布。

【参考書】
アラン・ヴィアラ、『演劇の歴史』、白水社クセジュ文庫、2008。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
学期末レポート(50%)、授業内の発表(40%)、授業への貢献度(10%)により評価します。

【評価基準】
レポート:授業で扱う理論にもとづき、適切な課題設定をすること。序論、本論、結論の構成に沿って明快に持論を展開できる。
発表・講読・授業への貢献度:正確な翻訳と正確な時代把握ができる。問題意識を持って積極的に発言し、議論を深めることに貢献できる。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
課題は、採点後、必要に応じてコメントを行います。
備考
/Notes
この授業には次の要素を取り入れています。 
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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