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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス文学歴史研究C/French Literature and History (Lecture) (C) |
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担当教員(所属)/Instructor | 勝山 絵深 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 火/TUE 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
第二次世界大戦下のフランスとレジスタンス文学 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、第二次世界大戦中、ドイツ軍占領下のフランスで展開された文学者の抵抗運動およびその作品を通して、当時のフランスの歴史的、文化的、社会的背景、さらにはレジスタンス文学が人々にどのような影響を与えたのかを、詩や小説など具体的なテクストを用いて多角的に学びます。 |
授業概要 /Course description |
授業ではなるべく多くの作家と作品に触れてもらうため、基本は日本語訳で読みますが、適宜フランス語の原文も参照します。 授業は主に講義形式となりますが、4回目以降からは実際に作品を読み、 自分の意見や考察を述べ、学生間での意見交換など積極的な参加が求められます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:イントロダクション:授業の概要と注意点 第2回:第二次世界大戦中のフランスにおける歴史的・社会的背景 第3回:レジスタンス文学の成立と系譜 第4回:作家や知識人たちの運動参加と秘密出版の形成 第5回:ヴェルコール 第6回:ルイ・アラゴン 第7回:ポール・エリュアール 第8回:アルベール・カミュ 第9回:作家たちの沈黙と戦い 第10回:アンドレ・マルロー 第11回:ルネ・シャール 第12回:亡命と海外からのレジスタンス運動 第13回:サン=テグジュペリ 第14回:サン=ジョン・ペルス 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
あらかじめ、授業で取り上げる予定の作家と作品の大まかな内容を把握しておいてください。 予習:配布したプリントをよく読み、気づいたことや疑問点などをまとめておく。 復習:授業で学習した点をまとめ、作品についての自分の考えをまとめ、特に興味を持った作家・作品については参考書などを読み理解を深める。 各授業における予習復習時間数の平均は4時間程度です。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業ではプリントを使用します。 【参考書】 授業中に適宜指定します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 平常点40%(リアクションペーパー・授業への積極的参加など)および中間・学期末のレポート60% 【評価基準】 授業では出席はもちろんのこと、積極的な発言や作品に取り組む姿勢なども参考にします。 レポートでは授業で扱ったテーマや作家、作品を軸に感想を述べるだけではなく、きちんと問題を提議し、根拠に基づきながら論理的に記述できるかも重視します。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 気軽に質問できる環境づくり、積極的な対話やリアクションペーパーへ、レポートなどへのコメント。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html