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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス文学歴史研究D/French Literature and History (Lecture) (D) |
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担当教員(所属)/Instructor | 下田 隆之 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 水/WED 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
19世紀後半から20世紀前半のフランス文学を、詩(ポエジー)による新たな現実の発見、というテーマに沿ってたどる。 ・作品の音声的側面に注目し、韻文詩の基本的な規則を学ぶ。 ・歴史的・思想史的・文学史的背景を学ぶ。 ・授業内容に沿ってテーマを選び、文献を自力で解釈してレポートにまとめる。 この授業は、ディプロマ・ポリシーの「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」に対応しています。 |
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授業概要 /Course description |
19世紀後半から20世紀前半の、ボードレール、ランボーからブルトンへと続く詩人の系譜をたどりながら、詩(ポエジー)が切り開いていった新たな現実(記憶、夢、無意識)を検討する。またその前段階として、歌などを使って韻文詩の基本的な規則を身につける(音節の切り方、韻など)。扱う作品は狭義の詩作品とは限らず、散文詩や物語、理論や自伝などを含むが、作品の音声的な面には常に注目していく。基本的に引用を日本語訳で読んでいくが、フランス語で読む場合には翻訳をつける。また、映画なども含めた現代の作品との関連も探っていきたい。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
*各回に扱う内容は変更することがある 第1回:イントロダクション 第2回:歌と詩法1 第3回:歌と詩法2(発表1) 第4回:プレヴェールと『王と鳥』1 第5回:プレヴェールと『王と鳥』2 第6回:ボードレール1 第7回:ボードレール2 第8回:ヴェルレーヌ 第9回:ランボー1 第10回:ランボー2 第11回:ブルトン1 第12回:ブルトン2 第13回:現代1 第14回:現代2(発表2) 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
毎回の授業で、考えたことや疑問点を発表する機会を設ける。配布された資料に目を通し、問題意識を持って積極的に取り組むこと。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には1時間程度かかると想定される。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行い次の授業に備えること。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 テクストとして扱う資料はプリントで配布する。 【参考書】 参考書については授業中に指示する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業参加(各回の発言:40%)/発表と学期末試験(60%) 【評価基準】 授業参加:積極的に発言し、授業へ参加している 発表:授業の趣旨に沿って自分で作品を選び、それについて紹介できる 学期末試験:授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できる 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 課題等についてコメントを返す。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 毎回行います 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 一人5分程度の短い発表を2回行う予定です 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html