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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス文学歴史研究G/French Literature and History (Lecture) (G) |
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担当教員(所属)/Instructor | 千々岩 靖子 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
「女らしさ」はどう作られたのか?ーフランスの文学・絵画作品における女性の身体表象 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
「女らしさ」とはいったいなんでしょう?もちろんそれは国や文化、時代によって異なります。この授業では、フランスの文学・芸術作品において女性の身体がいかに表現され、規範化されてきたのかについて考えていきたいと思います。そしてそのことを通じて、近代フランスの歴史や文化、文学についての理解を深めたいと思います。 |
授業概要 /Course description |
この授業では小倉孝誠『〈女らしさ〉の文化史-性・モード・風俗』を教科書として使います。まずは本の内容を理解するための問題設定、本の構成などについて講義した後、本の中で取り上げられているいくつかのテーマをピックアップして議論します。その際に、本では取り上げられていない小説作品も分析対象とします。また、それぞれの学生に、興味のある章・テーマについて発表をしていただきます。ディスカッションやグループワークを予定していますので、積極的な授業参加が求められます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ガイダンス、本について 第2回:問題提起 第3回:本の構成について 第4回:「宿命の女」の系譜 第5回:「欲望する女」(1) 17世紀のフランス文学 第6回:「欲望する女」(2) 18世紀のフランス文学 第7回:「欲望する女」(3) 19世紀のフランス文学 第8回:「女と窓」:文学作品 第9回:「女と窓」:絵画作品 第10回:まとめ・レポートの書き方の説明 第11回:美しさとは何か(1) 文学における身体描写 第12回:美しさとは何か(2) 「幻」apparitionという言葉 第13回:美しさとは何か(3) 美の基準の変化? 第14回:復習 第15回:まとめ・評価 なお、進度や内容は履修者の関心や理解度によって変更することがあります。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
・各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定されます。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 小倉孝誠『〈女らしさ〉の文化史-性・モード・風俗』中公文庫 その他プリント配布 【参考書】 授業にて適宜指示します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 口頭発表(30%)、平常点(30%)、期末レポート(40%) 授業への積極的参加、口頭発表、リアクションペーパーへの取り組み、期末レポートを見て総合的に評価します。 【評価基準】 授業内容を理解し、自分の意見を述べることができること 積極的に発言し、授業へ参加していること 毎回のリアクションペーパーで以上の点が確認できること 期末レポートの評価基準は授業中に指示します。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 授業中のコメント、Google Classroomなどを用いたコメントで行います。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html