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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス社会文化研究C/French Society and Culture (Lecture) (C) |
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担当教員(所属)/Instructor | 中力 えり (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、現代のフランス社会について、近代以降の歴史やヨーロッパ統合の歴史などを踏まえながら考え、理解を深めることを目標とする。 フランス社会とそれをとりまく状況について、また周辺諸国やEUについてみていくなかで、自分が暮らす社会にも目をむけ、そのあり方について多角的に考えられるようになることを目指す。 |
授業概要 /Course description |
今日のフランス社会について理解を深めるためには、周辺諸国との関係や統合が進むヨーロッパについても捉えておく必要がある。 授業では、近代国家の特徴についてみた後に、ヨーロッパ統合の歴史と現状、東西冷戦の終結とその影響、また移民や難民をめぐる問題、イギリスのEU離脱とその後や加盟候補国について、またEUが直面している諸課題などについて取り上げていく。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 フランス、ヨーロッパ、世界―多角的な視点からみる 第2回 近代国家とは何か 第3回 国境とは何か 第4回 戦争の歴史とヨーロッパ統合の構想 第5回 ヨーロッパ統合の歴史的過程 第6回 東側諸国の民主化の動き 第7回 冷戦構造崩壊への道 第8回 東西冷戦の終結とヨーロッパ統合 第9回 東西冷戦終結後の社会 第10回 地域統合の実際 第11回 地域統合がもたらす変化(1)移動の自由 第12回 地域統合がもたらす変化(2)通貨統合 第13回 EUの課題 第14回 試験とまとめ 第15回 試験のフィードバックと総括 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
日頃から新聞を読み、テレビのニュースもみるように心がけること。そうしたなかで、世界、特にフランスを含むヨーロッパで起きているさまざまな出来事、また日本の社会でみられるさまざまな問題についての理解を深めるように努めること。 授業後は講義の振り返りを行い、考えたことや疑問点をまとめること。わからないことは、自分でも調べてみること。 また授業内で紹介された参考文献は、積極的に読むこと。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書/Text books】 必要に応じて資料を配付する。 【参考書/Reference books】 授業時に適宜紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法/Evaluation】 授業への参加度と毎授業のリアクションペーパー(30%)、期末試験(70%)により評価する。 【評価基準】 授業への参加度:積極的に発言するなど、授業に能動的に参加しているか。 リアクションペーパー:授業内容をふまえた上で、自分の考えがしっかりと書けているか。 期末試験:授業で扱った内容を理解した上で、自分の考えが展開できているか。 【課題(試験やリアクションペーパー)に対するフィードバックの方法】 リアクションペーパーの質問や意見にコメントを寄せる。試験の解答の解説を行う。 |
備考 /Notes |
この授業は、ディスカッションを取り入れている。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html